町中ではなく、ご近所の裏道、人・車ゼロの見通しのいい道の向こうから年配の男性が歩いてきて、
かなり私と接近したところで、
「お疲れさんっ!!」と勢いよく声をかけられ、
顔を上げその男性を見ると、満面の笑みを浮かべ、片手を「よぉっ!」とあげていて、
どうやら雰囲気的に私を職場の同僚と間違えたよう。
で、私の顔を見てすぐ人違いと気づいたようだけど、
そこで怯んだり恥ずかしがったりやっちまったオレの気配もなにもなく、
「いや、違った、失礼っ!」とさらに片手をあげ「よぉっ!」のポーズをしてすれ違った。
その潔さが清清しくて、間違えられて得した気分になってしまった(笑)。
ちなみに、私は得意のダウンに長靴だったけど、いったいどんな同僚と間違えたんだ???
最近得意の2本立て(笑)。
いやぁ、図書館すごい。
極地関連の本、適当に言葉を入れて検索していると、なんとDVDがあることを見つけ予約、
今日受け取りに行ってきてた。
ディスカバリーチャンネル 南極点、失意の到達ースコット隊の悲劇ー
当時の記録映像、関係者の証言など入っていて、いやぁ、感激。
図書館ってすごい。
もっと賢い利用の仕方がありそう。
それで、スコットでもアムンセンでもなく、久しぶりにシャクルトンの本を棚から手に取り、
ラストの、サウスジョージア島捕鯨基地に到着からエレファント島への救出場面を読み返し、
ぶるぶると泣けてしまった。
いやぁ、いろいろな本を読んできたけれど、マジ泣いてしまう本って本当に少ない。
このDVDにシャクルトンとスコットの確執が語られていて、
私が知っている以上に激しいわだかまりがあったようで、
アムンセンとの軋轢もそうだし、ノルウェーの当時の置かれていた状況だって知らなかったし、
たびたび登場する「用語」も含め、
やはりこれは一連の南極本の読み直しかな。
今度はもっとわかると思う。
南極の地図を壁にばーんと貼って。
しかし、人の好み、心動くものって千差万別十人十色、おもしろいですね。
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