琴似発寒川河畔の道を走ってへろへろになった帰り道、
自虐坂(仮名)を上り切り心拍数マックスのところに、
スマホが道に落ちていて踏んづけてしまいそうになった。
さらに心臓に刺激か。
一瞬スマホって面倒だという言葉が頭をよぎったけれど、
もしも私がスマホを落としてしまったらと想像すると、
やはり拾って交番に届けるのが人の道、
自宅は近いのだけれどそちらには進まず交番目指してさらに走ることに。
走りながら考えたのだけれど、
今どきのスマホは指紋認証や顔認証、悪用されることは少ないかもしれないけれど、
あ、それでも電子マネーとかだとかざせば使われる可能性あるか。
知らんぷりして通り過ぎるとか、
人や車に踏まれないような場所に置き直して放置したほうがよかったのか、
きっと落とし主も気が付けば捜しにくるかもしれないし、
いやでもそのまえにだれかが持ち去ること(マイナス的意味合いで)もあるかもしれないし、
やっぱり交番に届けるのが親切正直者の証でしょ。
そういえば昔走れ正直者って歌あったはず。西城秀樹?
ちょうど私でしょ、汗だくへろへろなのに家を通り越し交番に向かって走り続けているし。
汗だくで交番行くの恥ずかしいなと思いつつ引き戸を開けると!
なんとパトロール中でお巡りさん不在。
用事のある人はこの電話機の受話器をとるようにと書いてある。
もうよくわからんけれどなるようになれと受話器をとりあげると、
2コールくらいの速攻で繋がった。
どうやら西警察署らしい。
スマホを拾ったので届けにきたのだけど不在なのでと告げると、
これからすぐ向かうので10分~15分待っていてくださいとのこと。
いやあ、待つのはいいけれどカラダが冷え切ってしまう前にお巡りさん来てくれよ。
その電話と拾ったスマホ。
天井の蛍光灯が反射して写りこんでしまった。
お巡りさんが到着するのを待っている間に数回着信あり。
これは落とし主かな? 出て説明したほうがいいのかな?
いやいや、落とし主とは限らないし、私は触れないほうがいい。
待つこと10分強。赤色まわしてミニパト到着。
前に裸現金を拾い届けたことがあるのでなんとなく流れはわかり、
相手からの謝礼や連絡もいっさいいらないと署名。
その手続きをしている最中にまた着信があり、
お巡りさんが「こちら〇〇交番です」と電話にでる。
やはり落とし主でした。
真っ青になってかけていたに違いない。
ちなみにサイレント、振動もなしに設定しているようで、
その設定だとたとえ道端に落ちていても音を頼りに探すのは無理だったかも。
というわけで、拾得物件預かり書(一切の権利放棄にレ点)を受け取り終了。
この拾得物件預かり書は自分で破棄してくださいと言われた。
汗臭いし冷えて寒いし、
もう最後の力を振り絞り? へろへろに鞭を打ち家まで走って帰ってきました。
チョットだけいいことがありますように!!
2度ほどあります。ほどなく交番から落とし主が見つかったと
連絡が入り、さらに本人がアパートまで来てお礼を伝えられた
ことがありましたよ。(^^)
いいことあるといいですよねー!
ちょっとと言わずたっぷりならもっといいのですが!
一昨日ですか! スマホ落とすの流行っているのでしょか。
私も若い女の子二人組とすれ違っていて、その子だったのかなぁと。
昔空の財布を拾ったことがあります。
中にお金は入っておらず、ポイントカードと学生証のようなものが入っていた記憶が。
困ったなと思いつつも交番に届け出ましたが、
いいことをしているはずなのに、
私が盗ったと思われているのではないかと。
道に何かが落ちているのを見つけたらドキドキしますよね。