毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

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2020-03-29 22:01:01 | 本 3

 

もう長いこと外出は控えていて、

食料品などの買い物と人の少ない場所での散歩&走るくらいで、

家にいる時間はかなり長いはずなのに、読書量はそんなに増えていないかも。

ニュースを見たり情報番組を追っかけ見してたものなぁ。

図書館は休館なので、この機会に買ったはいいけど読まずにいる本を読みまくるつもりだったのに、

いざ読み始めると気持ちが乗らず(やっぱりコロナニュースが気になって)、

普段はそんなにテレビを観るほうではないのですが、

あれも習慣というか慣れというか、

時間になるとスイッチを入れてしまう。

ここ1週間はそうでもないかな。

テレビと距離をおいている。ってこれもある種のコロナ慣れ?

というわけで今回は3冊。

今日中に読み終えそうな本があったのに、読み切れなかったので3冊。

私の走りなみに低速です。

 

 

 

 ベルサイユのゆり/吉川トリコ

にされていた方です。川辺に打ち捨てられた毛布のように重たく湿ったわたくしのよう

 

マリー・アントワネットの日記(Rose Bleu)の次はゆりとは!

マリー・アントワネットの近くにいた人物たちの話なのだけれど、

やはりその人物にアントワネットを語らせる、なんというかこれは愛なのでしょか。

私も関連の本を読んでいる系なので、

読んでいる最中は面白いのだけれど、あ、これ、知ってるよねと。

やはり出所が限られているのでそうなってしまうのでしょう。

ただフランス革命にしろアン・ブーリンにしろ、

半年も間をおくと忘れてしまうことが多いので、

こうやって読み思い出すのもいい刺激になる。

で、早速まだ読んでいない関連本を検索し図書館に予約をいれたのだけど、

げ、その図書館休館中だし、休館の間に過去に予約していた本が数冊届いていて、

それどころでなくなりそう。

 

 

 

 特捜部Q-Pからのメッセージー上/ユッシ・エーズラ・オールスン 吉田薫 福原美穂子訳

 

 

 特捜部Q-Pからのメッセージー下/ユッシ・エーズラ・オールスン 吉田薫 福原美穂子訳

場の従業員のもので、一足しかない仕事用の靴が盗まれるのを心配して名前を刻んだのだと

 

シリーズ3作目。

これ面白い! おすすめします! 1作目のー檻の中の女ーと甲乙つけがたい。

キジ殺しよりはこっちのほうが好みです。

堂場瞬一氏の解説に、「この人の持ち味は、深刻なテーマや吐き気がするぐらい残酷な状況を取り上げながら、基本的には楽しく読めるエンタティメントに徹していることだ。」と書いていて、

おお、そうか、これはエンタメだったのかとすとんと納得。

大好きな「ヴァランダー」シリーズはそうか、あれは確かにエンタメ的要素は少なかった。

エンタメ的部分が軽すぎはずみすぎたらまた違った読み物になってしまうけれど、

そこのところが行き過ぎないのがこの小説のいいところなのか。

著者のユッシ・エーズラ・オールスンさんの顔写真も載っているのだが、

怖い。

ヴァイキングの末裔のような面構えをしている。

ウィキではなかなかチャーミングに映っているが、

この本を見る限りドスがきいている。

 

この特捜部Qシリーズは4作まで買ってある。

その先を買いにふらふら行ける日はいつくるのか。

すべてぽちっともいいのだけれど、本屋さん行きたいなぁ。

喉センサー過敏なので、この時期セキ込む可能性を考えるとなかなかなあ。

 

以上285回目でした。

 



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