芦屋を歩くのは20数年ぶり。
市の南北を流れる宮川沿いに、美術館方面~芦屋駅~山手方面を歩いてみました。
さすがに山手あたりに来ると、雑草までが高級!
行きかう老若男女、みなファッション誌に載っていても不思議のない雰囲気。品があってオシャレです。
どの家にも外車と執事とグランドピアノと大広間がありそうな(あくまで勝手な推測ですwww)、閑静な街並み。
たまたま生まれたつきの品の良さを持ち合わせていたwからなんとかすぐ馴染むことができてよかったです。(^^;)オホホホ
時間がなくてゆっくり見ることはできませんでしたが、市立美術館と谷崎潤一郎記念館はまた来たいです。
谷崎潤一郎記念館
芦屋市立美術館
芦屋市西蔵町から宮川沿いに山手を臨む
山手の岩園町にある岩園隧道の上からの眺め
レフトアローンには初めておじゃましました。
そして「Threesom」。
いずれも関西の誇るトップ・ジャズ・ボーカリストである戸田裕美さん、新井雅代さん、大越理加さんの三人が一堂に会したユニットです。
この三人が揃ってライブすることはなかなかない、貴重なステージです。
共演するのは田中ヒロシさん、魚谷のぶまささん、志水愛さんからなる、強力なピアノ・トリオ。
このメンバーで、しかも土曜日ならば、これは行かねばならぬ!ということで、だいぶ前からこの日はここに来ることに決めていたんです。
モルタルの壁には、これまでの出演者のサインがびっしり。
まずはトリオの演奏から。「But Not For Me」でライブがスタート。
「The Threesom」は、三人のボーカリストが集ってのコーラス・ユニットではありません。それぞれが自分の持ち歌を歌い、マイクをバトンのように次に登場するボーカリストに渡す、という構成です。つまり、一晩で三度楽しいステージを味わえるというわけです。
三人が持っている個性のちがいが、とてもはっきり見えたのが面白かったです。というより、きっと三人が自分の音楽観をナチュラルに表現した結果、それぞれの個性がすんなり伝わってきたのだと思います。
誰もが歌っているスタンダード中のスタンダードナンバーを歌っても、ちゃーんと歌い手の味がにじみ出ていたのが、とっても楽しかった。
実はこのお三方(プラス、今復帰に向けて頑張っている北荘桂子さん)は、ぼくが若いころからの憧れです。
戸田さん、新井さん、大越さん(そして北荘さん)とは、ずっと以前に共演経験があるのは、ひそかな自慢です。
みんな、ずっとずっとステージに立っていてほしいです。
共演のヒロシ・トリオの演奏も素晴らしかったです。
熟練の名手である田中ヒロシさん、魚谷のぶまささんの、関西が世界に誇るリズム隊はもちろん、いま赤丸上昇中の志水愛さんの味のあるピアノ。
このトリオも、近い将来ぜひまた聴きたいです。
帰る前に、岩園隧道の上からしばし夜景を眺め、いろんな余韻に浸りながら帰路についたのでありました。
いい演奏を聴くと、なんていうか、家に早く帰って練習したくなりますね。
岩園隧道の上から臨む西宮市夙川方面の夜景
同じく岩園隧道の上から臨む西宮市苦楽園方面の夜景
2017.7.1 芦屋レフトアローン
「The Threesom vol.1」
新井雅代(vocal)
大越理加(vocal)
戸田裕美(vocal)
田中ヒロシ(drums)
志水愛(piano)
魚谷のぶまさ(bass)
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