ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

最近観たり聴いたりしたもの

2007年09月11日 | 随想録

 ♪『男はつらいよ 寅次郎の告白』

 
 朝夕やっと涼しくなってきました。
 それまでにもいろいろなCDを聴いたり、DVDを観たりしていたんですが、なにしろあの猛暑、ブログを更新する気力もなく、ついつい放置したままになってしまいました。


 8月といえば渥美清さんの命日(4日)があったり、終戦記念日があったりするので、毎年しぜんと戦争映画や寅さんシリーズを観ています。
 今年は、
 男はつらいよ「ぼくの伯父さん」(後藤久美子ほか)
 男はつらいよ「寅次郎の告白」(吉田日出子ほか)
 「父親たちの星条旗」
 「硫黄島からの手紙」
 「バンド・オブ・ブラザーズ Vol.1~5」
 「16ブロック」
 「スウィング・ガールズ」
 こういったあたりを観ておりました。


     


 戦争映画というものは、「侵略した側」から撮った作品からは本質が伝わりにくいことが多く、またアメリカ映画には「アメリカ軍が枢軸国の侵略(敵国の攻撃)を打ち破った」とする視点が多いので、「父親たちの~」と「硫黄島~」は後日また改めて見直してみたいと思います。


 8月の中旬あたりからは、ジャズ・ミュージシャンの訃報が相次ぎました。
 まず16日に世界的ドラマーのマックス・ローチ。
 22日には日本の誇るドラマー、パーカッショニスト富樫雅彦。
 29日には日本人初のアカデミー賞(助演女優賞)を受賞したジャズ歌手のナンシー梅木。
 9月11日にはこれまた世界的キーボーディスト、ジョー・ザヴィヌル。
 あ、おめでたいところでは今をときめく豪腕ピアニスト、上原ひろみさんの結婚が発表されましたね。
 そんなこんなでこれらにまつわるCDなども聴いておりました。


     
     『サキソフォン・コロッサス』


 ナンシー梅木さんのものは音ネタが手元になくて聴くことが出来なかったのですが、マックス・ローチの音はソニー・ロリンズの「サキソフォン・コロッサス」などでたっぷり聴きましたし、富樫雅彦の音は、彼の代表作とも言われている「スピリチュアル・ネイチュアー」を何度も何度も繰り返して聴いていました。


     
     富樫雅彦


 くわしく感想を記録する気力が少し失せていたのですが、もうちょっと元気が戻ってきたら、また音楽をはじめ、いろいろなことについて語ってみたいと思います。
 わが阪神タイガースが怒涛の10連勝を記録してついにセ・リーグの首位に立ったこともぼくに元気を分けてくれることでしょう。


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コメント (8)
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