△今は10月後半にはクリスマス・グッズが店頭に並んでいるところもあるんですね。
我が家のハチ君も一足早くコスプレです。心なしかイヤがっているようにも見えますが、きっと気のせいです。(^^)
秋だ秋だと喜んでいるうちに、いつの間にか冬の色が濃くなってきてしまいました。
このところ公私共に順調、心身の様子もここ数年来ないくらい落ち着いています。ただしかかりつけのドクターは、「この調子が続くのはいつまでか、また好調の反動が来ないか」を心配して下さっているようですが。
とにかく、荒んだ10代、刹那的だった20代、突っ走った30代を経て、もしかしたら今が一番平和なんじゃないだろうか。。。
今月の半ば、4~5年ぶりに我が家にあるベースとギターの弦を張り替えました。(ウッドベースの弦は、お店に在庫がなかったのでまた後日の楽しみということで)
体調を崩してからも何回か楽器を手にしてみてはいたんですが(当時のドクターからは、消耗が激しいので楽器は止められていた)、衰えのひどさを痛感させられて辛くなるばかりでした。でも今回は、確かに指は動かないままですが、なんと、生きた音が出たことが実感できたんです。最近ピアノを弾いていたことが感覚を甦らせていたのかな。とにかく感無量です。
27日の土曜日は、岡山県天神文化プラザに手話劇を観に行ってきました。地元で20年も活動を続ける劇団「夢二」の公演です。
演目は、劇団オリジナルの「猫四姉妹物語」です。
出演者は耳の不自由な方が多かったのですが、それに対する感情(ハンデを乗り越えてえらいとか、耳が聞こえないのに立派とか)抜きで観させて頂きました。いくら聾者でも、ステージにあがればそんなことは関係ないのです。そういう見方をするほうが失礼だろうし、聞こえようが聞こえまいがお客を楽しませるのが彼らの役目だと思っているからです。
ぼくはある縁でたまたま手話を多少使えるのですが、早いペースで交わされる手話にはついていけないため、劇が手話オンリーだときついな~、なんて思っていました。しかし、実際は演者に合わせて語り手が舞台裏からアテレコでセリフをつけるのです。このコンビネーションが素晴らしかった。また、演技ももちろんだけど、手話の手の動きがきれいで、手話も表現のひとつなんだなあ、と改めて感じ入りました。
劇団夢二 「猫四姉妹物語」 ホームページはこちら。
ここのところ、休みの日にはたいていハチ君とともにお出かけ。近辺の山(王子ヶ岳)や海(渋川海岸)、河川敷、公園なんかに出没しております。
紅葉の王子ヶ岳から夕暮れの瀬戸内海を臨む。遠くに見えるのは瀬戸大橋。
渋川動物公園。自然を生かした広い敷地なので、散歩気分をたっぷり味わえます。小動物もいっぱい。
今日(11月28日)行った、瀬戸町総合運動公園。そろそろ紅葉も終りかな。写っているのはもちろんハチ君。
右はハチ君の後ろ姿。同じく瀬戸町公園で。何を見ているハチ。少しオトナになった6ヶ月♂。
夜の散歩もハチ君のためばかりでなく、自分のリハビリがわりになっているみたい。なんやかんやと面倒をみていると、ハチ君が自分の子供のような気がする時があります。まあ、親バカなんでしょうけど(バカ親よりはマシですよね^^)。
おでかけのお供にはもちろんiPod。
最近取り込んだ曲の中に、浜田省吾の「MONEY」があります。このところほとんど毎日聴いています。
「MONEY」は、1984年のアルバム「Down By The Mainstreet」の1曲目に収められている、ストレートなハード・ロックです。ハマショー渾身の名曲のひとつといってもいいんじゃないでしょうか。今でも、ステージではほとんど必ず歌われているみたいです。ぼくも、はるか以前にこの曲をステージで演奏したことがあります。
「MONEY」は、ハマショー32歳の時の作品なんですね。
曲からは、彼の持つ熱いロック・スピリットがほとばしっている気がします。それにも増して生々しいのが歌詞ですね。
「MONEY」に対するコンプレックスがバネになって人生を憎悪しているような、ネガティヴな内容です。
正面きって「金さえあれば」と歌っています。
しかしその中には、「お金にとらわれている人生って・・・」という問いかけもあるのではないでしょうか。
浜田省吾「Down By The Mainstreet」
メロディーとともに歌詞もスッと心に入ってきます。
ところどころで胸が熱くなり、何かがこみあげてくるのです。
32歳のオトナが書いた詞にしては、ストレートすぎる言葉遣いが目立ちます。でも主人公の屈折した思いはダイレクトに伝わってくるし、誰しも似たような考えが頭をよぎったことがあるんじゃないでしょうか。
どこか不格好な歌詞ですが、それはハマショーの純粋さ・無骨さを現しているように思うんです。
その不格好さが不器用にがむしゃらに音楽に向き合っているハマショーの姿を浮かび上がらせているし、なにより「アツいハート」が迫ってくるではないですか。
「MONEY」は、本物のロッカーの圧倒的存在感が見えてくる曲だと思います。
ほとんどメディアに登場せず、CDとライヴのみで長い間日本のポピュラー音楽界に君臨する稀有な存在、それが浜田省吾です。
[歌 詞]
◆MONEY
■発表
1984年
■作詞・作曲
浜田省吾
■編曲
町支寛二
■プロデュース
浜田省吾
■収録アルバム
Down By The Mainstreet (1984年)
■録音メンバー
浜田省吾 (vocal)
法田勇虫 (electric-guitar, guitar-solo)
町支寛二 (electric-guitar, chorus)
板倉雅一 (acoustic-piano)
岩崎肇一 (synthesizers)
江澤宏明 (bass)
滝本季延 (drums)
古村敏比古 (tenor-sax)
『MONEY』 浜田省吾