ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

愛器のなまえ

2014年11月12日 | ネタをたずねて三千里
                                   ♪弦楽器は女性をかたどっている、とも言われます


【Live Information】 


 先日のライブ後、ピアニストの山本さんや、お店の方々とワイワイ話していた時のこと。
 店主でドラマーの田辺くんが、
 「コントラバスのハイポジションを弾く姿がなんかエロいです」と言い始めました。
 女性を背後から抱き締めているようにも見える、って言うんです。
 それだけで、たちまち場がパァ~ッと盛り上がります。
 食いつきやすくて、発展しやすい話題ですからね。
 

 でもまあ、わからんでもないです。
 「弦楽器のボディは女性をかたどって作られている」という説もあるし、そんなふうに言われたら、シルエットもそのようにしか見えなくなってきたりします。ちゃんと3サイズあって、腰の部分は見事にくびれてますもんね。
 しかも演奏中は、ひっきりなしに両手の指がワサワサ動いているわけだし、そんなのを見ていると、そりゃあいろんな想像をかきたてられるでしょう。


 でもあれです、「エロく見える」というのは、コントラバスを弾く姿がエロいんではなくて、その姿をエロいと感じる脳みそを持っているキミがエロいのだよ、とも言えるわけです。もちろん、言われてたちまちあれこれ想像できてしまう自分もエロさ満点であることは隠しきれない事実でありましょう。
 少なくともその場に居合わせたひと全員エロかった、ってことです(^^;)


 振り返ってみると、自分ではそういう意識を持って弾いたことはなかったです。
 しかし、いちど楽器を女性だと意識して弾いてみようか、とも思いました。逆にもっと指先から感情が楽器に流れ込むかもしれないですから。
 その時、うまく感情移入できたら、思いっきりウットリした表情で弾いてしまうかもしれないですね。


 そのあと、田辺くんが、
 「皆木さんの楽器には名前がついてるんですか?」
 いや~、名前は付けてないな~苗字はたぶん皆木かな~、吾輩はコンバスである名前はまだない、ってとこだな~、とか言っていると、山本さんが、
 「皆木さん、名前を付けようやぁ♡」とか言い出しまして。
 やっぱり女性の名前で、というところでひとしきり話に花が咲きまして、じゃあ名前を付けてみようかなあ、ということに落ち着きました。


 が、


 良い名前が浮かびません。
 ぼくは名付けがヘタなんです。自分のムスメの名前も思い浮かばなくて、最後には回文みたいな名付けをしてしまったくらいですから。。。
 好きな女性の名前にちなむとか。う~ん。


 「ハチ」は女性の名前じゃないしな~(^^;)
 





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コメント
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