【Live Information】
「VioraBass」。
「ヴィオラバス」ではなく、「ヴァイオラバス」と読むんだそうです。
4月29日は、玉野「Musik」にVioraBassのライブを聴きに行ってきました。
VioraBassは、壷井彰久(Violin)と鳥越啓介(contrabass)のふたりからなる、弦楽器2台のみのユニットです。
鳥越さんは、今をときめく素晴らしいベーシスト。現在は椎名林檎さんや原田知世さんなどのバックを務めるほか、各所で大活躍しています。またコンポーザーやプロデューサーとしても力を発揮しています。
壷井さんのお名前は、以前からアルバムのクレジットでしばしばお見かけしていました。折り紙つきの実力を持つバイオリニストです。
ふたりの名前は知っていましたが、このユニットの存在は、うかつにも知らなかったです。
岡山県の玉野市にあるライブ・カフェ「Musik(ムジーク)」のオーナー佐々木さんから「VioraBassが4月29日にうちでライブするんだけど、聴きに来ませんか?」とのお誘いをいただいたのが先月上旬だったか先々月末でした。
鳥越さんは、実はその玉野市の出身で、地元のミュージシャンならその名を知らない者はない、といってもいいくらいの、岡山が誇る素晴らしいミュージシャンです。
彼は、高度な技術を持っているのはもちろん、驚かされるのはその発想の独創性です。ベーシストに求めらるグルーブ感をしっかり発揮するうえで、鳥越さんしか歌えない、自由な自身の歌を歌います。
壷井さんのプレイ、弦10本のみのユニットが生み出す音、そして鳥越さんのプレイ、すべてを体感したかったので、お声がけに即「行きます行きます!!」と返事。
ライブ自体もすぐチケット完売。なんでも、最初は昼公演のみの開催ということだったのですが、あまりにもチケット購入希望者が多く、急遽追加で夜公演を行うことを決めたんだそうです。結局、昼夜とも満席だったそうです。
当日は早い時間からお店の周りに人だかり。
ぼくは前から2列目に座れたのですが、息をするのもやっとの超満員。
リハーサル後に地元ケーブルテレビの取材があったりして、なんとなくお祭り気分の客席です。
15時30分開演。2セットの演奏はあっという間でした。
ふたりの驚異的なプレイには圧倒されるばかり。オリジナルな彼ら自身の音楽をじっくり楽しめました。素晴らしい演奏からは、一瞬たりとも目も耳も離せませんでした。
しかし、高度な技術を連発するだけかといえばそんなことはなく、演奏は遊びごころ満載、歌ごころたっぷり。セットの途中での、クラシックの曲をまじえたふたりのアドリブの掛け合いは大ウケでした。
ふたりのMCがこれまた楽しく、客席も笑いが絶えません。壷井さんのキャラクターが、これまた楽しいんだなあ。
ステージのふたりの機材にも興味があったんですが、なかでも足元に置いてあったたくさんのエフェクター類には目をひかれました。エフェクターひとつひとつの性能を熟知しているうえに、操作もスムース。非常に効果的にエフェクターを駆使していました。
しかし、基本はふたりの技術そのもの。巧く使ってはいるものの、決してエフェクターに頼り切っているわけではないのです。本来の演奏技術というしっかりした幹があるからこその、密度の高い演奏であるのがよく分かりました。
演奏後、鳥越さんと壷井さんに挨拶してから家路につきましたが、とても満ち足りた気分でした。
彼らの素晴らしいステージのおかげで、休日がとても楽しいものになろました。
人気blogランキングへ←クリックして下さい
「VioraBass」。
「ヴィオラバス」ではなく、「ヴァイオラバス」と読むんだそうです。
4月29日は、玉野「Musik」にVioraBassのライブを聴きに行ってきました。
VioraBassは、壷井彰久(Violin)と鳥越啓介(contrabass)のふたりからなる、弦楽器2台のみのユニットです。
鳥越さんは、今をときめく素晴らしいベーシスト。現在は椎名林檎さんや原田知世さんなどのバックを務めるほか、各所で大活躍しています。またコンポーザーやプロデューサーとしても力を発揮しています。
壷井さんのお名前は、以前からアルバムのクレジットでしばしばお見かけしていました。折り紙つきの実力を持つバイオリニストです。
ふたりの名前は知っていましたが、このユニットの存在は、うかつにも知らなかったです。
岡山県の玉野市にあるライブ・カフェ「Musik(ムジーク)」のオーナー佐々木さんから「VioraBassが4月29日にうちでライブするんだけど、聴きに来ませんか?」とのお誘いをいただいたのが先月上旬だったか先々月末でした。
鳥越さんは、実はその玉野市の出身で、地元のミュージシャンならその名を知らない者はない、といってもいいくらいの、岡山が誇る素晴らしいミュージシャンです。
彼は、高度な技術を持っているのはもちろん、驚かされるのはその発想の独創性です。ベーシストに求めらるグルーブ感をしっかり発揮するうえで、鳥越さんしか歌えない、自由な自身の歌を歌います。
壷井さんのプレイ、弦10本のみのユニットが生み出す音、そして鳥越さんのプレイ、すべてを体感したかったので、お声がけに即「行きます行きます!!」と返事。
ライブ自体もすぐチケット完売。なんでも、最初は昼公演のみの開催ということだったのですが、あまりにもチケット購入希望者が多く、急遽追加で夜公演を行うことを決めたんだそうです。結局、昼夜とも満席だったそうです。
当日は早い時間からお店の周りに人だかり。
ぼくは前から2列目に座れたのですが、息をするのもやっとの超満員。
リハーサル後に地元ケーブルテレビの取材があったりして、なんとなくお祭り気分の客席です。
15時30分開演。2セットの演奏はあっという間でした。
ふたりの驚異的なプレイには圧倒されるばかり。オリジナルな彼ら自身の音楽をじっくり楽しめました。素晴らしい演奏からは、一瞬たりとも目も耳も離せませんでした。
しかし、高度な技術を連発するだけかといえばそんなことはなく、演奏は遊びごころ満載、歌ごころたっぷり。セットの途中での、クラシックの曲をまじえたふたりのアドリブの掛け合いは大ウケでした。
ふたりのMCがこれまた楽しく、客席も笑いが絶えません。壷井さんのキャラクターが、これまた楽しいんだなあ。
ステージのふたりの機材にも興味があったんですが、なかでも足元に置いてあったたくさんのエフェクター類には目をひかれました。エフェクターひとつひとつの性能を熟知しているうえに、操作もスムース。非常に効果的にエフェクターを駆使していました。
しかし、基本はふたりの技術そのもの。巧く使ってはいるものの、決してエフェクターに頼り切っているわけではないのです。本来の演奏技術というしっかりした幹があるからこその、密度の高い演奏であるのがよく分かりました。
演奏後、鳥越さんと壷井さんに挨拶してから家路につきましたが、とても満ち足りた気分でした。
彼らの素晴らしいステージのおかげで、休日がとても楽しいものになろました。
人気blogランキングへ←クリックして下さい