【Live Information】
2016年10月6日 岡山ルネスホール
生活向上委員会2016
原田依幸(piano)
梅津和時(alto sax, soprano sax, clarinet, bass clarinet)
ドン・モイエ(drums, conga)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/86/b35126374abf452c4d1852d2adac2f7c.jpg)
ちかごろ、いわゆるフリー・ジャズ(フリー・インプロビゼイション、即興演奏)を行うこともままあります。
よくわかってやっているわけではないのですが、わからないなりに心がけていることは、「相手の音をよく聴くこと。自然に相手の音を受け取り、感じたまま音を出すこと」です。
音楽=相手との会話だとすると、会話の始まりは相手を受け入れることだと思うからです。
「生活向上委員会」は、1980年にメジャー・デビューした、日本ジャズ史に残るグループです。原田依幸、梅津和時、早川岳晴、片山広明ら、錚々たるメンバーを擁した伝説的なバンドですが、このたび原田、梅津の両人に、アート・アンサンブル・オブ・シカゴの名ドラマー、ドン・モイエが加わったトリオでツアーを行うことになる、というニュースを耳にしました。しかもそのうち10月6日は岡山公演だというのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/5f/3a2c17882dbd66505290d7ebc3754f3f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/b7/d085b21b35966e94622e8df1acfecd21.jpg)
いろんな意味で難解なイメージが強いフリー・ジャズですが、あるがままのお互いを受け入れ、お互いに自然に反応しあうということにおいては、他のいろんなスタイルの音楽と全く変わらない、と思いました。
ただただプリミティヴな感情のおもむくまま弾きまくり、叩きまくるケースもしばしばある中、当たり前のことではありますが、各々のセルフコントロール(とでもいうのかな)が素晴らしかった。決して気持ちの高ぶりに溺れることなく、お互いの音をよく聴き、メリハリのついた音を出していました。そして際立っていたのが、彼ら三人の音色の美しさです。
それもこれも、土台となる演奏技術が卓越したものだからでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/a6/e2e911b947c6a046ddcfaf59ce3d593a.jpg)
中でも、2ndセットに突如現れたR&B系ロッカ・バラード風のアプローチの美しかったこと。この美しさを表す言葉が、いくら探しても見つかりません。
最後の「アメイジング・グレース」も、感動ものでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/f6/201cd0a884572e098f155d5099995ee4.jpg)
いろんな感じ方や答えを、聴く側も自由に見つけて構わないのだと思いました。
そして、今夜感じたこと、思ったことが正解かどうかということが問題なのではない、とも思っています。
とてもいい夜でした(^^)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/69/367d64454d250c75cd6a741a89224f5c.jpg)
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2016年10月6日 岡山ルネスホール
生活向上委員会2016
原田依幸(piano)
梅津和時(alto sax, soprano sax, clarinet, bass clarinet)
ドン・モイエ(drums, conga)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/86/b35126374abf452c4d1852d2adac2f7c.jpg)
ちかごろ、いわゆるフリー・ジャズ(フリー・インプロビゼイション、即興演奏)を行うこともままあります。
よくわかってやっているわけではないのですが、わからないなりに心がけていることは、「相手の音をよく聴くこと。自然に相手の音を受け取り、感じたまま音を出すこと」です。
音楽=相手との会話だとすると、会話の始まりは相手を受け入れることだと思うからです。
「生活向上委員会」は、1980年にメジャー・デビューした、日本ジャズ史に残るグループです。原田依幸、梅津和時、早川岳晴、片山広明ら、錚々たるメンバーを擁した伝説的なバンドですが、このたび原田、梅津の両人に、アート・アンサンブル・オブ・シカゴの名ドラマー、ドン・モイエが加わったトリオでツアーを行うことになる、というニュースを耳にしました。しかもそのうち10月6日は岡山公演だというのです。
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いろんな意味で難解なイメージが強いフリー・ジャズですが、あるがままのお互いを受け入れ、お互いに自然に反応しあうということにおいては、他のいろんなスタイルの音楽と全く変わらない、と思いました。
ただただプリミティヴな感情のおもむくまま弾きまくり、叩きまくるケースもしばしばある中、当たり前のことではありますが、各々のセルフコントロール(とでもいうのかな)が素晴らしかった。決して気持ちの高ぶりに溺れることなく、お互いの音をよく聴き、メリハリのついた音を出していました。そして際立っていたのが、彼ら三人の音色の美しさです。
それもこれも、土台となる演奏技術が卓越したものだからでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/a6/e2e911b947c6a046ddcfaf59ce3d593a.jpg)
中でも、2ndセットに突如現れたR&B系ロッカ・バラード風のアプローチの美しかったこと。この美しさを表す言葉が、いくら探しても見つかりません。
最後の「アメイジング・グレース」も、感動ものでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/f6/201cd0a884572e098f155d5099995ee4.jpg)
いろんな感じ方や答えを、聴く側も自由に見つけて構わないのだと思いました。
そして、今夜感じたこと、思ったことが正解かどうかということが問題なのではない、とも思っています。
とてもいい夜でした(^^)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/69/367d64454d250c75cd6a741a89224f5c.jpg)
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