ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

最も偉大な曲500と最も偉大なアルバム500

2007年04月03日 | ネタをたずねて三千里
 
 アメリカの音楽誌「ローリングストーン」が、「最も偉大な500曲」と「最も偉大なアルバム500枚」を選定しました。これは、一般音楽ファンによる人気投票の結果ではなくて、評論家、レコード会社、ミュージシャンなど全米で3000名の音楽関係者へのアンケートをもとにして選んだものなんだそうです。

■偉大な曲10傑

1. Like a Rolling Stone (Bob Dylan)

2. Satisfaction (The Rolling Stones)

3. Imagine (John Lennon)

4. What's Going On (Marvin Gaye)

5. Respect (Aretha Franklin)

6. Good Vibrations (The Beach Boys)

7. Johnny B. Good (Chuck Berry)

8. Hey Jude (The Beatles)

9. Smells Like Teen Spirit (Nirvana)

10. What'd I Say (Ray Charles)

※偉大な曲500



■偉大なアルバム10傑

1. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (The Beatles)

2. Pet Sounds (The Beach Boys)

3. Revolver (The Beatles)

4. Highway 61 Revisited (Bob Dylan)

5. Rubber Soul (The Beatles)

6. What's Going On (Marvin Gaye)

7. Exile on Main Street (The Rolling Stones)

8. London Calling (The Clash)

9. Blonde on Blonde (Bob Dylan)

10. The Beatles ["The White Album"] (The Beatles)

※偉大なアルバム500


 このリストを見ると、あらためてビートルズの偉大さが分かります。上位100曲・上位100枚を見てみると、ビートルズはいずれも最多の10曲・8枚。
 ロックンロールやソウル・ミュージックが多くリスト入りしていたり、ボブ・ディランやビーチ・ボーイズの作品が多くリスト入りしているのが、アメリカで選ばれたベスト500らしいところです。


 ちなみに、偉大な曲上位100位の内訳は、
★10曲…ビートルズ
★5曲…エルヴィス・プレスリー
★4曲…ボブ・ディラン
★3曲…ローリング・ストーンズ
     ビーチ・ボーイズ
     チャック・ベリー
     リトル・リチャード

 偉大なアルバム上位100位の内訳は、
★8枚…ビートルズ
★5枚…ボブ・ディラン
★4枚…ローリング・ストーンズ
     レッド・ツェッペリン
★3枚…ジミ・ヘンドリックス
     スティーヴィー・ワンダー

 といったところです。
 年代も1950~70年代のものが多く、それ以降のものはあまり選ばれていないようです。
 先日、BSで上位100曲が放送されたようですが、ぼくはその番組を見ることはできませんでした。残念~。



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2 コメント

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Unknown (ろ~ず)
2007-04-05 01:31:34
お久ぶりです。桜とともにまたMINAGIさんの記事を読めて嬉しいです。

アルバムも発表されてたんですね。それにアーティスト別の内訳、興味深いですね。
番組ではソウル系の曲の多さが目についたのですが、アーティストで見ると、ビートルズとボブ・ディランがすごいですね。
ジミ・ヘンの3枚っていうのは生前出したアルバムすべですね。
マイルス・デイビスやベルベット・アンダーグラウンドなんかもはいっていて、曲のリストとはまた違った世界が広がってますね。
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ろ~ずさん (MINAGI)
2007-04-05 09:48:25
お久しぶりです。ごぶさたしてました。(^^)

記事でも触れましたが、ロックンロール系とソウル系の多さがアメリカらしいですよね。
こうして見ると、アメリカにおけるボブ・ディランとビーチ・ボーイズの存在の大きさがあらためて分かります。
シカゴやクィーンなどの名が見当たらないのがちょっと意外でした。でも「イギリスで選ばれた偉大な曲100」の1位はクィーンの「ボヘミアン・ラプソディ」だったそうです。




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