若菜塚
令和元年師走 大晦日。
「来るときは来る!」
令和元年の大晦日の朝は
あったか。
今年最後のブログ。
日課のひとつとなり、
読者になって戴いた方や
励ましをいただく「いいね」
と絶大の声援を送ってくださる方、
そして、コメントをくださった
方々のお陰で、新たな気持ちで
続けられてきました。
深謝、深謝です。
そして、グーブログや日本
ブログ村のスタッフの皆さんの
御陰です。
ありがとうございます。
明くる子年も、皆様
よろしくご支援、ご声援ください。
さあ、蓑虫庵の主の話へ。
蓑虫塚は、黄子園の句碑。
句は、
「蓑虫の
音を聞かはやと
この庵」 。
黄子園は間組の社長神部満之助。
観魚荘内本紅蓼氏を師として
句を作る。
そして、若菜塚。
当庵の主服部土芳の句碑。
句は
「卒度往て
わかな摘はや
鶴の傍」 。
句意は、
「蓑虫庵の庭にも鶴が降り立つ。
その鶴のように雪芝の祖母が
気高く年を重ね88歳の米寿
を迎えた。
おめでたいことである。
そっと静かに近寄って初春の
若菜を摘みたいものである。」
土芳二百回忌に頒布した
土芳自筆の短冊を模刻した句碑。
土芳の墓。
昭和5年(1930) 12月、
時の庵主菊本璧山が義仲寺の
芭蕉堂にならい、建立したもの。
その天井。
堂内には、
芭蕉翁像と服部土芳の位牌を
祀られている。
何とも可愛い芭蕉座像。
俳聖芭蕉翁の遺蹟
芭蕉堂よ、さらばかな。
来春は、なづな塚へ。