貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

感動の初拝顔!

2019-12-17 08:58:25 | 日記

感動の初拝顔!

令和元年12月17日

 しっとり濡れる朝、歩行禅!

 見事に伐採された崖道もちょっと

恐怖を感じる・・・。

 大樹と緑が、壁となり安心感を

与えていたんだなあと伐採された

樹木に感謝する。

 さあ、今朝は伊賀上野公園散策。

  俳聖殿へ。

  なんとなく厳かな空気に包まれる。

 二度目だが、こんな気分は初。

 俳聖殿だ。

 芭蕉生誕300年を記念する

木造建築物。

 昭和17年(1942)に建築家

伊東忠太の設計で建設される。

 外観は、川崎克の着想を元に

伊東忠太が仕上げたものであり、

松尾芭蕉の旅姿を模したもの。


 上層の屋根が笠、

下部が顔、

下層のひさしは蓑と衣姿、

堂は脚部、

回廊の柱は杖と脚を表している。

 下層八角形平面、

上層円形平面の木造建築であり、

屋根は桧皮葺である。

 内部には芭蕉祭当日に表彰される

顕詠俳句特選句が飾られている。

 芭蕉の命日である10月12日

には、伊賀市により芭蕉祭が行われ、

安置されている大伊賀焼の等身大

の『芭蕉坐像』(川崎克の作)が

公開される他、俳句の優秀作品等

が表彰される。

 初めて観る芭蕉座像!

 暗くてちょっと見にくいが・・・。

 伊賀焼そのもの。

 気持ちも高ぶってくる。

 平成20年(2008)3月19日、

三重県の有形文化財(建造物)に

指定、2年後には、国の重要文化財

に指定される貴重な建造物となる。

 唯一無二!

 看取れてしまう建物だ。

俳聖殿由緒の説明もある。