貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

芭蕉五庵のひとつ

2019-12-29 09:10:45 | 日記

芭蕉五庵のひとつ

令和元年12月29日

 令和元年歳末を祝すような

青空。朝の歩行禅も最高潮!

 さあ、蓑虫庵へ。

 芭蕉が帰郷した時には、

兄のいる生家だけでなく、

門弟の庵を一時の住居と

する。

 そうした庵の中で、

無名(むみよう)庵、

西麓(さいろく)庵)、

東麓庵、

瓢(ひよう)竹(ちく)庵、

蓑虫庵が

芭蕉五庵。

 唯一現存するのがこの蓑虫庵。

 芭蕉翁の門弟服部土芳の草庵

で、貞享5年(1688)3月

庵開きの祝いとして

芭蕉翁が贈った句、

「みの虫の 

 音を聞きにこよ 

    草の庵」

に因み名づけられる。

  土芳はここで芭蕉の俳論を

体系化した『三(さん)冊子(ぞうし)』

を執筆した他、

『蕉翁句集』など芭蕉の言葉や

作品をまとめて後世に伝える

仕事をする。

その由来記碑。

二回目の訪問である。

 明朗快活な女性が出迎え

てくれる。