令和4年12月4日(日)
平泉市: 中 尊 寺
<中尊寺入り口>
中尊寺の駐車場に車を止め、
先に弁慶の大墓碑拝礼。
<武蔵坊弁慶の大墓碑>
中尊寺の僧、素鳥が詠んだ句は、
「色かえぬ
松のあるじや
武蔵坊」。
中尊寺は嘉祥3年(850)、
中尊寺は嘉祥3年(850)、
比叡山延暦寺の高僧慈覚大師円仁に
よって開かれ、
その後、
12世紀のはじめに
奥州藤原氏初代清衡公によって
大規模な堂塔造営が行われる。
清衡公の中尊寺建立の趣旨は、
清衡公の中尊寺建立の趣旨は、
11世紀後半に東北地方で続いた戦乱
(前九年・後三年合戦)で亡くなった
生きとし生けるものの霊を
敵味方の別なく慰め、
「みちのく」といわれ辺境とされた
東北地方に、
仏国土(仏の教えによる平和な理想社会)
を建設する、というもの。
それは戦乱で父や妻子を失い、
骨肉の争いを余儀なくされた
清衡公の非戦の決意でもある。
月見坂を上がっていく。
左手に、八幡堂、
月見坂を上がっていく。
左手に、八幡堂、
続いて弁慶堂がある。
<八幡堂>
<弁慶堂>
ひとつずつ参拝。
右手の地蔵堂には、
右手の地蔵堂には、
快活に参拝している数名の若者たちがいる。
臆せず浸っている様子?!