貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

義経同行の幼児が初のおしっこ!尿前の由緒!!!

2022-12-16 15:36:02 | 日記
令和4年12月16日(金)
 元禄2年(1689年)5月15日
(新暦7月1日)、
岩出山で一宿した芭蕉は、
「道遠ク、難所有之」
(曽良随行日記)
という理由から、  
尾花沢までの旅を、急遽、
小野田経由から鳴子経由に変更する。

 このため、
通行手形の用意がないまま
尿前から中山峠越えを目指す
こととなる。
<尿前の関石碑>
 
 
 
 「美豆の小島」というのは、
江合川の中にある岩山だそうだが、
名称の響きに誘われて探すことに。
 田園と山合の所と化し、
分からずじまいとなる。
<芭蕉翁像>
 
<芭蕉句碑>
 
 芭蕉の句は、
「蚤虱 
  馬の尿(ばり)する    
     枕もと」 。   
 なお、「尿前」という名前は、
義経一行が平泉に逃避する際、
連れていた幼児が初めておしっこを
した場所というのが由来らしい。
 何ともいえない。
 が、史実を尊び、納得!