仙台堀川の水辺の(俳句)の散歩道 その2
二番目の句は、千住の句。
「行春や 鳥啼魚の 目は泪」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/e0/448903fa3f3d9d0e7206b0655a00d58c.jpg)
※ 杉風の別邸前を流れる隅田川を舟で下っ
た芭蕉と曾良は、千住で下船する。
ここで、江戸の門弟達と別れ、奥の細道
の旅への第一歩を踏み出す。
「行く春」は暮春。終わりを告げる春と
ともに、自らも門弟達との別れ、去りゆく
人になっていく。
春を惜しむ鳥や魚と、門弟達との惜別の
情が、重なっている。
三番目の句は、日光。
「あらたふと 青葉若葉の 日の光」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/31/fe37187bb80bfb59cd5df59007be7d33.jpg)
※当時は、下野の国、今の栃木県に入る。
陰暦3月30日、日光山に辿り着く。
翌日、日光東照宮を参拝。
今の暦だと5月19日である。
「あらたふと」は、感嘆の言葉。
日の光に、きらきらと輝く初夏の青葉、
若葉に自然の美しさに畏怖の念を抱く。
今も尚、その感情を抱かせる日光である。
二番目の句は、千住の句。
「行春や 鳥啼魚の 目は泪」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/e0/448903fa3f3d9d0e7206b0655a00d58c.jpg)
※ 杉風の別邸前を流れる隅田川を舟で下っ
た芭蕉と曾良は、千住で下船する。
ここで、江戸の門弟達と別れ、奥の細道
の旅への第一歩を踏み出す。
「行く春」は暮春。終わりを告げる春と
ともに、自らも門弟達との別れ、去りゆく
人になっていく。
春を惜しむ鳥や魚と、門弟達との惜別の
情が、重なっている。
三番目の句は、日光。
「あらたふと 青葉若葉の 日の光」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/31/fe37187bb80bfb59cd5df59007be7d33.jpg)
※当時は、下野の国、今の栃木県に入る。
陰暦3月30日、日光山に辿り着く。
翌日、日光東照宮を参拝。
今の暦だと5月19日である。
「あらたふと」は、感嘆の言葉。
日の光に、きらきらと輝く初夏の青葉、
若葉に自然の美しさに畏怖の念を抱く。
今も尚、その感情を抱かせる日光である。