貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

江東区:長 慶 寺  

2017-06-21 08:07:05 | 日記
江東区:長 慶 寺  

平成29(2017)年 2月21日 8:50~

 深川孫右衛門夫妻が、越後村上の霊樹山

耕雲寺二三世一空全鎖大和尚を開闢開山に

勧請し、創建。 古来、楠の老木が林立し

ていたので「楠寺」とも呼んでいるという。

 この寺には亀戸天神の宮司大鳥居家の墓

がある。

 言い伝えによると、亀戸天神の初代と

長慶寺の初代がともに同じ時期に江戸で

布教をして、互いに励まし合っていた。

その縁でこの寺に亀戸天神の宮司の墓が

あるという。

元禄七年(1694)に芭蕉が難波で亡くなっ

たのを聞いて、江戸の門人杉風・其角等が

翁を江戸で弔うために落歯・発句を埋め、

塚をこの寺に建てた。

 後に、其角や嵐雪などの碑も建てられた。
                   
       (「御府内備考続編」)

芭蕉の碑を含めて、宝晋斎其角墓・玄峰

嵐雪居士等数名のの石碑があったという。

         (「東都古墳志」)

 この時雨塚、もしくは短冊塚は戦災で損傷

し、現存するのは台石のみであるという。

長慶寺山門



長慶寺本堂



時雨塚





時雨塚で一番でっかい石碑が芭蕉居士の石碑



芭蕉翁桃青居士と彫られた石碑の説明





きれいに咲いていた河津桜



ここが東京府第六小学校だった深川小学校誕生の地記念碑