トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

私達食べ盛り

2011-01-10 22:49:39 | おしょくじ
まだまだ続くぞ旅のネタ。

ハンガリー料理といえば



まずはグヤーシュ。
ドイツでもポピュラーなこのビーフシチュー。
ブダペストで食べたのはドイツよりもあっさりしてトマトの風味が強かった。


まだ開かれていたクリスマスマーケットでも
ドイツでは見たことのないような料理を探してみた。



白いソースがかけられちゃって何がなんだかわかんなくなっちゃってるが
見た目はロールキャベツのよう。
でも中身はライスだった。トルコ料理でこんなの食べたぞ。



肉食男子michはこの大きな肉の塊をチョイス。
ところがこれ、大失敗。
氷点下の屋外で、プラスチックのナイフを使って食べる料理じゃありません!
あっという間に冷めて硬くなっていく悲しさったら。
そしてこれは塩漬け肉だったらしく
かなりしょっぱくて完食したら血圧50はあがりそう。




お口直しにこの気になる物体を。
おばさんが一生懸命生地を捏ねて
若い輩がそれを棒に巻きつけ炭火で焼いてる。
味はカステラのようで美味しかった。
是非、ドイツのクリマにも導入してもらいたいお菓子である。


あとはレストランで



こんなのとか



こんなのを食べてたんだけど、もう記憶が・・・
ただどれもとても美味しかった。
特にベシャメルソースが日本で食べるソースのよう。
ガイドブックにもハンガリー料理は日本人の口に合うと書いてあったが
本当にその通りだわ。




次はオーストリア料理を。

メニューを見ただけじゃ、ドイツと全く変わりない。
シュニッツエルなんて散々食べてるわ。


だけどウィンナーシュニッツエルは違ったよ。



肉でかっ!だけど薄っ!
そして柔らか~~い。

レモンだけの潔さに初めはちょっと戸惑ったが
衣にしっかり味がついているのでソースなしで充分。




ターフェルスピッツのお肉も柔らか~。
このトロトロ感、味のまろやか感、ドイツにはないぞ。


そしてウィーンといえばやっぱりケーキでしょ。



やっぱりザッハトルテでしょ。生クリームに埋もれてるけど。

洋酒の効いたスポンジ、甘すぎないチョコクリーム。
大人のケーキ。
こんなのドイツに絶対ない。



michはチーズケーキ系を注文。
もう形がお洒落だもの。フォークささってないもの。
味も洗練されてる。


ウィーンに滞在した3日間、
毎日ザッハトルテを食べ続けたnahe。
チョコレートケーキをこんなに食べたのって人生初よ。
そりゃ体重も増えるわけだ。(またかよ!)




老舗カフェ、DEMELでも。
でもスポンジがちょっとパサついてて
上のカフェの方が美味しかった。



あぁ、なんかオーストリアって洗練されてる。
それに比べてドイツの野暮ったさったら・・・

でも



ウィーンのグヤーシュ。
これはドイツのと同じ味でしょっぱい。




このように今回の旅はちょっと気取ったレストランやカフェに入ることが多く
お値段もそれなりにしたのだが
ウィーンには旅行者の強い味方が!
その名はウィーン・カルテ。

市内交通の72時間パスと
美術館やレストラン、ショッピングのお得なクーポンがついている。
これを有効活用すればかなりの費用を節約できる・・・はず。

というのも全然活用できなかったのだ、私達。
だってクーポンがあるお店をわざわざ探すのってメンドクサイ
せっかくクーポンが使える店にいっても
クーポン自体を持っていくのを忘れてたり。

美術館系も1個しか行かなかったし
殆ど役立たずだったクーポンさん。
4月まで有効みたいなので、それまでにもう一度行くか?無理か。




脱脂粉乳が欲しいのですが

2011-01-10 00:26:17 | おしょくじ
スキムミルクが必要になった。

ドイツ語でなんというかちゃんと調べて
スーパーで探してみる。
MagermilchやEntrahmte Milchというらしい。


しかしスキムミルクってどこのコーナーにあるんだ?

日本でも滅多に買い求めなかったスキムミルク。
全く検討がつかない。
とりあえず牛乳の近くとか、コーヒーミルクのそばとか
健康食品の類の所とか、果てはベビーフードコーナーまで
一生懸命探してみたが全く見つからない。

最後の手段、店員に聞いてみる。
連れて行かれた所はさっきまでnaheが見ていたコーヒーミルクコーナー。

「これでしょ、Entrahmte Milch」

おおお、まさかの液体パック

そうだわEntrahmen=脱脂する
つまり脱脂した牛乳、脂肪分0.3%、合ってるわ。


だけどnaheが求めていたのは脱脂乳。
脱脂粉乳ってドイツ語で何ていうんですか?
っていうかドイツに存在するんでしょうか?脱脂粉乳。






なぜにスキムミルクが必要なのか。


それはパン作りの為である。
そう、とうとう手に入れてしまったのだ、ホームベーカリーを。
しかも日本製、天下のPanasonic製である。

パンが美味しくしかも安い
そんなドイツでなぜにホームベーカリー?

それはね、ズバリ!ドイツパンに飽きたのだ


ええ、確かに最初は美味しかったわ、あの酸味のある黒いパン達。
だけどどこのパン屋に行ってもみんな同じ味のパン。
パサパサした食感、薄く切られたフォルム。

ふわふわパンが喰いたい~っ
菓子パンが喰いたい~っ
想いは日々募るばかり。


そしてとうとう買っちゃったわよ、ホームベーカリー。


ドイツと日本は小麦粉の成分が違うので
うまく焼けないなんて聞いてたけれど
脱脂粉乳が見つからなかったので牛乳でやってみたけど
今の所2戦2勝。

あぁ、このフワフワモチモチ感
これぞ我々が求めていたもの

今日はフランスパンを焼いてあまりの美味しさに
二人で一斤ペロっと食べちゃったわ。
ダイエット中だっていうのにさ。



この前買ったスライサーといい
キッチン用品どんどん増殖中。
たいして料理しないくせに