日曜日に行ってきたチャリティコンサート。
沢山のドイツ人が集まってくれて
入場料の他にも寄付をしてくれてて
コンサート前日までにも沢山の寄付が集まっていた模様。
運営側の日本人の方達も、出演者の方達も
みなさん気持ちを込めて自分のなすべきことをされているのが見受けられ
そんな中、
無力で暢気なmichnaheは純粋にコンサートを楽しんできた。
キンダーコーラスって書いてたからもっと小さな子をイメージしてたよ。
「さくらさくら」「夕焼け小焼け」などを
1番はドイツ語で、2番は日本語で唄ってくれた。
なかなか綺麗な日本語だったよ。
あのドイツ語歌詞、私も欲しいわ。
他にも何曲か日本の曲が演奏されたのだが
改めて聴くと日本の曲ってメロディーが美しいね。
美しいけど・・・暗いね。
「こういう時は気分を盛り上げるような明るい曲がいいんじゃないの?」
なんてmichと話していたのだが
「明るい曲調の日本らしい歌って何がある?」って所で行き詰った。
なんだろ???
個人的にはこのJAZZバンドが良かった。
ベースがかっこよかったのでmichにはこれをやってもらおう。
本人がやりたがっていたバイオリンはこの日の演奏を聞いて
「あんな音を耳元で毎日弾かれたらたまらん」と心底思ったので絶対却下だ。
子供達の演奏もあったりで、決して上手ではなかったけれど
素晴らしいコンサートだったよ。
この小さな市だけでもこんなに沢山日本を想ってくれる人がいるのにさ。
日本ではなんか汚染水を海に放出とか・・・
ほんと申し訳ない!って感じだわ。
みんなが地震と原発事故を切り離して考えてくれてたらいいけど
ドイツでのニュースはもう原発のことばかり。(たぶん)
ちょうどドイツでも選挙が控えてるので
野党のちょうどいい武器になってしまってる感も否めないのだが
地震そのものの被害の印象が薄められちゃって
「こんな不手際の為にお金を使われちゃたまらん!」
って感じる人もでてくるんじゃないの?
懸命に活動している在外日本人の方、やりづらいだろうなぁ~。
「こんな大災害にあっても冷静で礼儀正しい日本人」
という世界からのイメージが
「実はただ殻に篭って事態をやり過ごしてるだけの日本人」
と変わってしまわないように願うばかり。