トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

大いに足元を見られる

2011-03-10 14:22:43 | おさんぽ

カーニバルの続き。

凍えた忍者達は暖を求めて特設テントへ。
ここは飲みたい・踊りたい・騒ぎたい人々が集う場所。

特異な格好をした我々は案の定ドイツ人に絡まれ
去年はあまり体験できなかったドイツ人とのふれあいも実現できたのだが

特に絡まれたのが



この地下足袋。


「なにそのクツ~まじウケる~
隣の友人に「ちょコレ見てよ!おかしくね?」
こんな感じで一体何人の人に足を見られたことか。

あまりにも興味津々に見てくるので
中に履いているmichの足袋靴下、naheの5本指靴下も見せたら
さらに喜んでた。

そういえば日本を一緒に旅行したドイツ人Nも
温泉旅館で支給された足袋靴下を履いた自分の足に
非常にウケて写真撮ってたっけ。
そしてお土産にと靴下屋に連れてかれたっけ。

「それってどうなってんの?こっちは親指だけ入ってるの?」
と聞いてきた魔女の格好したオバちゃん。

ドイツ人には“足の指を開く”という行為が
あり得ないようだ。
あ、でも夏はビーサン履いてるよねぇ?


しかし「なんでそんな風に分かれてるの?」
この質問には参った。

なんでって・・・なんで??
疑問に思ったこともなかったわ。
足袋が先?それとも下駄が先??

あぁ、また日本文化の不勉強が露呈する・・・


そんな質問は笑ってごまかし
あとは踊って歌ってビール飲んで。




入ったときはこんなガラガラだったテント内も



あっという間にギッシリ。
1時間半も経つともっと人は増え身動き不自由。
もうラッシュの電車に乗った気分。
あまりにもぎゅうぎゅうなんでここらで退散。
外には入場制限で待つ沢山の人達が。
みんな、はじけたいのね。


こうして今年の祭りは終了。
もう忍者は・・・封印かな・・・。








今年もやっちゃった

2011-03-09 14:00:45 | おでかけ:まち

もうね、2回も行ったし、さほど変わりないだろうし
仲間もいなくなったし
今年は行かないつもりだったのよ。
カーニバル。

だけど新任駐在さんが着物着て行くって言うもんだからね、
「これはこの2年で培ったカーニバルの楽しみ方を伝授しなくては」と
先輩駐在の使命感に燃え(余計なお世話と人は言う)
一緒に行っちゃったのよ。
カーニバル。

再び忍者で。


今年は去年よりも3週間遅いとはいえ
なぜかこの日だけ気温も低く小雨模様。

去年の経験を踏まえ
中にはセーターも着込み
万全の防寒体制で挑む。

忍者はもうパレードには興味がないのだが
初体験の駐在さんに付き合って最初から見物。






去年は殆ど部屋の中から見てたし
外に出た時は寒さを我慢するのとお菓子をキャッチするのに必死で
山車の記憶があまりないのだが
よく見ると結構本格的に作られている。




だがこれはダメでしょ~
子供も見てるのよッ!




眠っている白雪姫と小人達?
白雪姫が生贄にされているように見えるのは私だけ?



オクトーバーフェスト。
これってドイツ(バイエルン地方)の民族衣装じゃん。
これも「仮装」って言っていいんだ?
ならば来年はこの衣装を着てやるか。



謎のタイツマン達。


どれも去年は見なかった仮装だ。
「毎年ちゃんと変えているんだ」と感心。
当たり前のこととお思いでしょうが、ドイツの祭りってねぇ・・・
どれもワンパターンなんだもん。




でもこれは去年もあった気がする。
上に乗ってるのはミスパダボーン?



見物客も去年より多い気がする。



 
 

着ぐるみ系は暖かそうで羨ましい。
このピンク犬、別のおじさんも着ていたのだが
そのおじさんの顔がデフォルトで犬顔だったので
本当に大きな犬みたいだった。
写真撮ればよかった。




着ぐるみっ子ちゃんはみんな超カワイイ。
見慣れぬ忍者をガン見してたライオンくん。
michが刀を抜いたら本気でビビッてママの所まで逃げてった。
あの子のトラウマになってなきゃいいけど。




そして忍者ふたり。

やはり今年も忍者はうちらだけ。
目と鼻を隠す仮面をつけている人はいるけれど
目だけ出しているうちらはかなり奇異のよう。
多くのジロジロ視線を感じつつ
まったり楽しむグリューワイン。
忍者がくつろいでいいのだろうか?





ピエロと情報をやり取りする黒忍者。
祭り騒ぎに紛れて暗殺でも企てているのか。
実際はお酒を奢ってもらっている図。


1時間半ほど頑張って見ていたが
やっぱり寒い、もう限界。


しかし今年はアジトではなく別の所に向かう忍者なのであった。

つづく。


マルシェ袋が欲しい

2011-03-07 15:34:01 | おかいもの

ついに成形パンにも手を出してみたnahe。



とことん不器用&面倒臭がりなので
見た目はイマイチで写真を載せるのも憚れるのだが
(これでもmichに「いつもからするとすごくいい形にできてるよ」と褒められた
味の方は大成功!!

一番の不安だった二次発酵もオーブンをなんとか駆使してやってみた。
あの湿気、あの酵母の匂い・・・
学生時代の孵卵器を思い出したよ。
細菌培養、嫌いだったけど。



さて、パンを焼き始めてからずっと悩んでいるのが
パンの保存方法。

ジッパーつきの袋やタッパーを使っているのだが
焼きたてパンを入れると汗をかいてしまう。
またどこかへちょっと持ち歩きたい時の為に
紙袋はどうだろう?と現在探索中なのだ。




こういうしっかりしたのなら
いろんな大きさのいろんな柄がどこにでも売っているドイツ。

しかしnaheの欲しいのはもっと薄くてもっと手軽で
パン屋でもらえるような紙袋。
それがなかなか見つけられない。

日本のサイトでは
ドイツから輸入したお洒落な紙袋
なんて売ってるのにさ。
当のドイツで見つけられないってどういうこと!?





こういうシンプルな紙袋はあるんだけどねぇ。
本当はこれで充分なんだけどねぇ・・・
どうもこれを使う気分にならなくて。

だって、これ
生ゴミ袋
として売られてるんだもん。


単に気持ちの問題なだけ?
いやいや、食品用とゴミ用の紙袋はやっぱり衛生的に違いがあるよねぇ?
細菌や公衆衛生学をかじったことのあるnaheとしては
そこは妥協できないところよ。


うーん、やっぱりネットで買うしかないか。
でも見たところドイツのサイトは「1000枚入り」とかばっかり・・・。
そんなに要らないし。
パン屋や肉屋で「その袋だけ売ってくれ」ってアリなんだろうか?





 


コアラのマーチ

2011-03-05 00:30:45 | おかいもの

空腹時にスーパーに行くとだめね。
「帰ってすぐにつまめるものを」と
ついついお菓子売り場に行っちゃって
ついつい余計な物を買ってしまう。
ダイエット中ですよ!naheさん。


先日もそうやってお菓子売り場をふらふらして
買っちゃったよ、コアラのマーチ。

そう、ドイツにもコアラのマーチがあるのだ。
名前は「KOALA」だけだけど。
どうもパクリ?みたいだから同じ名前はまずいのだろう。
でもだいたいマーチなんてしてないもんね、コアラ達。


前からこの存在は知っていたのだが
特にコアラのマーチ好きってわけでもないんで
今まで手にすることなく過ごしてきたnahe。

なぜ今になって興味を持ったかというと




このイラスト・・・
どっかのオカマですか?
この絵だけ見せられて「これコアラでしょ」と言える人なんてそういないでしょ。
あまりにもキモくて2種類も買っちゃったわよ。
チョコ味とミルク味。

中のコアラは・・・というと



これもなんかイマイチ可愛くない。
日本のコアラと比べてみると
ドイツはみんな眉毛持ちだ。

でもまゆげコアラってラッキーアイテムなんだって?
いくらラッキーであっても
これじゃぁ・・・ね。

ミルクしかまだ食べてないけど味もイマイチ。



このコアラにしろ、他のイラストにしろ
アニメにしろ、ぬいぐるみにしろ
ドイツのキャラクターってどれも可愛くない。

だけどきっと子供には人気があるんだろう。
うちらとは「可愛い」の基準が違うんだろう。

いやぁ、でもこのコアラで喜ぶドイツの子って本当にいるのかなぁ~?






やるなハーカン

2011-03-01 19:19:07 | おうち

去年の秋頃
職場の飲み会で街の寿司屋「EDOKI」に行ってきたmichが
こんな土産を持って帰ってきた。



寿司のCDである。

冊子をひらくと



どうやら寿司の作り方を学べるCDらしい。



そしてこんな寿司スターターキットまで販売し始めたそうな。
マヨネーズとたくあんだけ売ってくれないか?


EDOKIの店長ハーカンから
「どんどんコピーしてどんどん宣伝してくれ」という
製作者らしからぬ言葉をもらっているので
CDの中身も今度載せよう。
動画の編集の仕方を覚えたら。

まぁ、中身は寿司の作り方だけでなく
寿司ネタのから寿司の歴史までを説明してある
なんだかかなり本格的な物だった。
文章多すぎてちゃんと読んでないから合ってるのかわからないけど。



このEDOKI、michが駐在するだいぶ前から存在していたそうだが
この数年で随分繁栄したように思える。
巻き寿司専門店を何店舗かオープンさせ
寿司職人も増えた。(しかし日本人はいない)

それにつれてなんか握り寿司メニューが減った気がしないでもないが
従来の美味しさはなんとか保たれている。
出汁の効いてない味噌汁も相変わらずだ。

以前は毎晩カウンターにたって
店の前を通りがかっただけの日本人にも
笑顔で手をあげてくれていたハーカンだが
近頃は店を従業員にまかせて不在な時も多々ある。
もう経営だけで手一杯なのか?
すっかり実業家だな、ハーカン。



実はこのCD、ずっと放置したままで
やっと今日初めて開いたのだ。
で、クレジットの所にEDOKIのHPアドレスがあったんで
そこをクリックしてみたら
さらに凄いものを見つけてしまった。

それは・・・

3人の天使の微笑みがあなたを素敵な夜へ誘います。
EDOKIで楽しい夜を過ごしませんか?
寿司・飲み物込み、時間制限なしで280ユーロです。

意味わかる?
3人の天使の正体はこちら


意味わかった?
これって・・・・

コンパニオン!?


ドイツにもこういう職業が元々あるのか
それとも日本の文化を取り入れたのか?

やるな、ハーカン。


なにこれ、お喋りしてお酌とかしてくれるわけ?
「お箸の正しい持ち方はこうよ♪」とか教えてくれるわけ?
すっごい気になる。すっごい気になる!

ほぼ月1で、ここで飲み会をひらくmich達。
今度是非この女の子達をつけてもらおう。