特に、今回は、「9割:1割」に注目~!!
その前に、簡単に説明^^
十数年ほど前に結成した「新しい歴史教科書をつくる会」は、西尾幹二を会長とし、刺激的な保守運動を展開した。
若き言論者たちも集い、その若きパワーに魅きつけられた市井の若者たちも教科書改善運動に多数参加した。
その全盛期は、一万数千人の会員を擁した。
しかし、その組織の中にも、保守の悪弊を持つ存在がいた。
私は、保守とは、世の中を保つ「バランス」だと思っている。
これは、私が十年近く言い続けていることで、誰の真似でもない。
私のオリジナルである。
故に、「保守の悪弊を持つ存在」とは、これ、保守にあらずなのである。
そして、その「保守の悪弊を持つ存在」とは、西尾会長であり、教科書執筆の筆頭であった藤岡信勝であり、運動のリーダーでもある一部の地区の支部長であったりした。
これらが、時に内紛を起こし、自分らの我を通せない相手の排除を画策した。
数年前に、八木秀次氏が、会に愛想を尽かし離脱。
多くの若手言論者もそれに続いた。
私はただの<ネット・オナニスト>であるが、その直前まで、孤軍奮闘で「つくる会の左翼的体質」を糾弾していたが、
八木秀次氏が理事長を務める「日本教育再生機構」に合流した。
つくる会は断末魔の叫びの中で、多くの生き残り戦術を駆使した。
裁判を起こし、それにより社会の注目を浴び続けるという作戦もあった。
多くの裁判の中には、ちっぽけな私と、安倍晋三首相(当時)との共同謀議を訴えたものもあった。
そして、保守であったはずの「つくる会」が雇った弁護士は、統一教会会員の弁護士だったりする^^;
大笑いである^^v
フジサンケイグループの扶桑社に断絶された「つくる会」は、左翼系の「自由社」と組んで、教科書を出版するに至る。
故に、その教科書の内容は、元「保守の牙城」の面影さえない、特定アジア3国(中国・朝鮮・韓国)に媚びた内容となってしまった・・・。
そして、現在に至る。
◇
では、私のマブダチの、現「つくる会」理事が教えてくれた「つくる会」最新ニュース!!!
【自由社で内紛】
自由社の取締役で教科書編集室長だった松本謙一氏(前「つくる会」東京支部長:小林よしのり氏追放に暗躍した男。別名「ハゲ松」。鉄道マニア)と、社員で推理作家の石井竜生氏(駄本を一冊出している)が対立。
松本氏が敗れて教科書作りから手を引いた。
【会員数は2800人】
「つくる会」の会員は現在2800人。
1割が正会員(年会費1万2000円)、9割が一般会員(年会費6000円)。
会費収入は年間2000万円を切っており、財政問題が深刻化している。
つまり、現在300人弱が正会員に過ぎない。
もしかすると、「オウム真理教(現「アレフ」w)」より少ない組織構成員^^;
【事務局でリストラ騒動】
「つくる会」事務局の専従職員は現在、事務局長の鈴木尚之(西村真悟事件で逮捕歴あり。八木氏ら追放に暗躍)と、鈴木の「日本真悟の会」時代の部下だった越後俊太郎の2人。
2人の人件費だけで年間計1000万円弱を支出していると考えられる。会報『史』の編集など担当していた男性職員が5月末日で退職させられた。
さらに、非常勤の経理担当の女性とコンピューター補修担当の男性がリストラの対象になっているが、2人が抵抗してトラブルとなっている。
【会報『史』発行のめど立たず】
会報『史』編集担当の職員の退職と同時に、事実上の編集長だった元出版社社員の外部ライターも手を引き、『史』の次号発行のめどが立っていない。
【つくる会と自由社は一体】
「つくる会」事務局は東京都文京区水道の日本出版協会ビルの2階をパーティションで3分割し、「つくる会」、自由社、日本出版協会で使用している。
このフロアに常駐しているのは鈴木と越後だけで、自由社や日本出版協会の電話にも出ている。このように「つくる会」と自由社は実務上も一体である。
文化庁所管の財団法人である日本出版協会のあり方も問われる。
◇
これらの情報は、結構前にもたらされていたのだが、いやはや、グダグダであるね。
こんな状況で、曲がりなりにも教科書を出したり、著名人を招いて大講演会を催したりするパワーには、ちょっとだけ感心してしまう^^;
(2009/06/29)