『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[現在、正会員300人・瀕死の「新しい歴史教科書をつくる会」]

2009-06-29 23:58:11 | 保守の一考
☆扶桑社が出していた「新しい歴史教科書」を9割方コピペし、残りの一割を、悪名高き「近隣諸国条項」に完全に屈服したかのごとく改悪した、自由社の教科書で名高い現「新しい歴史教科書をつくる会」の近況について報告しよう。

 特に、今回は、「9割:1割」に注目~!!

 その前に、簡単に説明^^

 十数年ほど前に結成した「新しい歴史教科書をつくる会」は、西尾幹二を会長とし、刺激的な保守運動を展開した。

 若き言論者たちも集い、その若きパワーに魅きつけられた市井の若者たちも教科書改善運動に多数参加した。

 その全盛期は、一万数千人の会員を擁した。

 しかし、その組織の中にも、保守の悪弊を持つ存在がいた。

 私は、保守とは、世の中を保つ「バランス」だと思っている。

 これは、私が十年近く言い続けていることで、誰の真似でもない。

 私のオリジナルである。

 故に、「保守の悪弊を持つ存在」とは、これ、保守にあらずなのである。

 そして、その「保守の悪弊を持つ存在」とは、西尾会長であり、教科書執筆の筆頭であった藤岡信勝であり、運動のリーダーでもある一部の地区の支部長であったりした。

 これらが、時に内紛を起こし、自分らの我を通せない相手の排除を画策した。

 数年前に、八木秀次氏が、会に愛想を尽かし離脱。

 多くの若手言論者もそれに続いた。

 私はただの<ネット・オナニスト>であるが、その直前まで、孤軍奮闘で「つくる会の左翼的体質」を糾弾していたが、

 八木秀次氏が理事長を務める「日本教育再生機構」に合流した。

 つくる会は断末魔の叫びの中で、多くの生き残り戦術を駆使した。

 裁判を起こし、それにより社会の注目を浴び続けるという作戦もあった。

 多くの裁判の中には、ちっぽけな私と、安倍晋三首相(当時)との共同謀議を訴えたものもあった。

 そして、保守であったはずの「つくる会」が雇った弁護士は、統一教会会員の弁護士だったりする^^;

 大笑いである^^v

 フジサンケイグループの扶桑社に断絶された「つくる会」は、左翼系の「自由社」と組んで、教科書を出版するに至る。

 故に、その教科書の内容は、元「保守の牙城」の面影さえない、特定アジア3国(中国・朝鮮・韓国)に媚びた内容となってしまった・・・。

 そして、現在に至る。

   ◇

 では、私のマブダチの、現「つくる会」理事が教えてくれた「つくる会」最新ニュース!!!

   【自由社で内紛】

 自由社の取締役で教科書編集室長だった松本謙一氏(前「つくる会」東京支部長:小林よしのり氏追放に暗躍した男。別名「ハゲ松」。鉄道マニア)と、社員で推理作家の石井竜生氏(駄本を一冊出している)が対立。

 松本氏が敗れて教科書作りから手を引いた。
 
   【会員数は2800人】

 「つくる会」の会員は現在2800人。

 1割が正会員(年会費1万2000円)、9割が一般会員(年会費6000円)。

 会費収入は年間2000万円を切っており、財政問題が深刻化している。

 つまり、現在300人弱が正会員に過ぎない。

 もしかすると、「オウム真理教(現「アレフ」w)」より少ない組織構成員^^;

   【事務局でリストラ騒動】

 「つくる会」事務局の専従職員は現在、事務局長の鈴木尚之(西村真悟事件で逮捕歴あり。八木氏ら追放に暗躍)と、鈴木の「日本真悟の会」時代の部下だった越後俊太郎の2人。

 2人の人件費だけで年間計1000万円弱を支出していると考えられる。会報『史』の編集など担当していた男性職員が5月末日で退職させられた。

 さらに、非常勤の経理担当の女性とコンピューター補修担当の男性がリストラの対象になっているが、2人が抵抗してトラブルとなっている。
 
   【会報『史』発行のめど立たず】

 会報『史』編集担当の職員の退職と同時に、事実上の編集長だった元出版社社員の外部ライターも手を引き、『史』の次号発行のめどが立っていない。
 
   【つくる会と自由社は一体】

 「つくる会」事務局は東京都文京区水道の日本出版協会ビルの2階をパーティションで3分割し、「つくる会」、自由社、日本出版協会で使用している。

 このフロアに常駐しているのは鈴木と越後だけで、自由社や日本出版協会の電話にも出ている。このように「つくる会」と自由社は実務上も一体である。

 文化庁所管の財団法人である日本出版協会のあり方も問われる。

   ◇

 これらの情報は、結構前にもたらされていたのだが、いやはや、グダグダであるね。

 こんな状況で、曲がりなりにも教科書を出したり、著名人を招いて大講演会を催したりするパワーには、ちょっとだけ感心してしまう^^;

                           (2009/06/29)

[『ヱヴァ:破』を観た(二観目:セカンド・インパクト)]

2009-06-29 23:13:06 | 新・物語の感想

☆『ヱヴァ:破』公開初日である一昨日のレイトショーの<MOVIX昭島>は超満員であった。

  私は、本来は、この日、一人でも見る筈だったのだが、急遽、翌日に二人で観る予定(チケット予約済み)だった姪っ子(14歳)も一緒に行くことになったのだが、席が離れ離れだった。

 かくして、私と姪は、二日連続で、二人で『ヱヴァ:破』を観ることになったのだが、一日目、見終えて、席が離れていて落ち合った後の姪は、

     『これが明日も観れる幸せ^^』

 と呟いた。

 嬉しいことを言ってくれる^^

 名前が似ていて、巨乳で、メガネっ子の姪は、サードヒロインのマリに非常に親近感を感じているようだ。

 ・・・マリはいまだ、謎の多いキャラだが、その性格はあからさまだ^^;

 新キャラなのに、昔馴染みのような感じで、ガンガン戦って、ガンガンやられてくれた。

 二観目の時に、最初に見たとき、マリが冒頭に「365歩のマーチ」を歌いつつ、5号機のハンドルを前後させながら突き進んでいく様で魅きつけられた事を思い出した。

 その黙々とした動作に、私は、妙な「エロス」を感じた^^;

 後になっての、「身を捨ててこそぉ~ 浮かぶ瀬もあれぇ~」の火事場のバカ力にも萌える!

 後で語るが、私は、極限状況の「根性・熱血」が大好きなのである。

 また、第六使徒だが、地下で、天井からの巨大な柱を押し返すシーンが良かった。

 これも、力技である。

 竹細工のような長い首が、「コリコリコリ」と鳴るのも、そのセンスに感動しちゃうのだ。

   ◇

 ・・・私は、一度観てから、感想のエントリーをし、とにかく、他の方のレビューを読みまくった。

 この感動を、他の人は、どう表現できているのか?

 みんな、うまく書けていない。

 私も書けない。

 面白くて面白くて、はなはだ呆れた。

 映画単体でも完成しているのだが、旧シリーズとの絡み、新しい展開の衝撃、

 そして、前シリーズとの間に流れた、1ディケイドに及ぶ、観る人個々の人生を、…その成長を、圧倒的に肯定してくれるかのような高みに、物語は舞い上がっていたと思う。

 私は、つくづく、この<大エンターテイメント>を提供できる側に属す人間でないことが悔しかった。

   ◇

 姪は「腐女子」なので(容姿は美少女だけどね^^)、やはり渚カヲルが気になるようだが、今回は、カジ×シンの絡みがスマッシュヒットのようで、

 自動販売機前でのエピソードを、何度も楽しそうに語りやがるので、私は「面倒くせ」と思った^^;

 私は、シンジ君には興味がなかったのだが、今回のクライマックスの戦いで好きになった。

 正確には、碇司令に怒りをぶちまけるシーン、「関係ないって言ってるでしょ!」と繰り返す、熱のこもった声にグッときて、それからの、しばしの静かなシーンを挟んでからの怒涛の展開に燃えた。

 私は、熱い男が好きなのである。

 マリやレイの、第10使徒との戦いでの、これ以上ない盛り上がりの中で、

 次のシンジ君と初号機が、「盛り上がりの坂を、オーバーハングさせる」ほどの力技を見せてくれることに、私は本当に感動した。

 私は、極限状況下での、更なるパワーの発現に心底共感する男なのである。

 ・・・『アポカリプト』の感想で似たようなことを書いているので読んでみて!

     [十年に一度の傑作映画『アポカリプト』を観た]

 思えば、『ヱヴァ:序』(クリック!)でも、シンジ君も、碇司令も、レイの安否を気遣いプラグのドアを力ずくでこじ開けていたものだ・・・。

   ◇

 そう、第8使徒との戦いも「力技」であった。

 シンジは力で、落ちてくる使徒を支え、・・・ギュギュギュッ!!

 レイは、クルクル回って的を絞らせない「コア(核)」を力ずくで抑え、・・・グググッ!!

 そして、アスカが、硬いコアをナイフで刺す、グサッグサッ! 「もういっちょー!」 ・・・グサッ!

   ◇

 私は、仕事中も、ときおり、『ヱヴァ:破』を思い出して、鳥肌を立てて一日を過ごした。

 ・・・こりゃまた、明日、観に行かなくてはならないので、更に感想を書く^^;

                             ([『ヱヴァ:破』を観た(三観目:三角関係)]に続く 2007/06/29)