『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[『ヱヴァ:破』を観た(三観目:三角関係)]

2009-06-30 16:15:16 | 新・物語の感想

☆観れば観るほど面白過ぎる『ヱヴァ:破』である。

 前の職場の同僚だった娘(既に観ている)と電話で感想を言い合い、盛り上がり、結果として、次の休みに観に行こうと約束してあるのだが、

 本日、我慢が出来なくなって、三観目に赴いた。

 私は、もはや、この作品を「音楽」のように捉えている。

 何度も繰り返し、「へヴィ・ローテーション」で観たいのである。

 昨日、母親に「明日は映画に行く」と言うと、「何観るの?」と聞かれ、「あまりにも面白いのでヱヴァンゲリヲンをまた観に行く」と答えると、「私も連れてけ」と頼まれた。

 母親は、もう70歳を超えている。

「アニメだぞ?」「ロボットだぞ?」と繰り返し聞き、それでも行きたいようなので、レンタル店で『ヱヴァ:序』を借りてきて見せた。

「予習として、最低限、これは見ておけ!」

 で、本日、『ヱヴァ:破』鑑賞後の、70歳超えたババァの一言。

「面白くて、体がずーっとカチコチになっちゃったよ^^」

 ・・・連れて行ってよかった^^

   ◇

 夢中になると、却って、全く目に入らないシーンがある。

 今回、3観目なので、かなり余裕を持って楽しめた。

 ミサトさんにシャワーシーンがあったことに、今回、初めて気づいた^^

 この『破』においては、あまり、私の好きなミサトさんは派手な活躍をしていないように見えた。

 でも、ガラス越しに、加持とリツコのイチャツキを見て「フンガー!」となったり、

 飲んだくれて、部屋で寝相悪く眠ってたり(でも、身体のラインはどうしようもなく魅力的^^)、

 やっぱり加持いいな、って感じで頬を紅潮させたりと可愛い。

 この方より、私など遥かに年上だが、でも、ミサトさんのような「永遠のお姉さん」てのは魅力的で、私にとってもずっと「お姉さん」なんだよね^^

   ◇

 ミサトさんの影が薄くなってしまったのは、アスカの登場だけではない、マリのこともあるが、いまだにレイの存在が大きいからだ。

 もう、十年以上も前から、レイもアスカも二大トップ二次元ヒロインであるのだから、いい加減、皆、飽きてもいいはずなのに、魅力を発散し続けている。

 特に、今回は、そのメンタリティが堂々巡りをしていた前シリーズでのレイとアスカに比べ、渚カヲル言うところの「今度」のシリーズ(世界)では、ピュアなシンジと触れ合うことによって成長をしていく。

 成長は、使徒との戦いで何度となく遮られるし、今作の後も、一進一退を繰り返すのだろうけど、「365歩のマーチ」の如く、「三歩歩いて二歩下がる」、少しづつ進んでいく。

 そして、子供の成長は、恋を経なければならない。

 レイもアスカも、それぞれのアプローチの仕方は異なるが、明確にシンジに好意を抱き始める。

 本来ならば、我々は、レイもアスカも既知の存在であり、その行動様式も理解できているはずなのに、レイもアスカも、我々の認識を超越した行動を始めるのだ。

 その驚きたるや、かなり大きい。

   ◇

 そんなレイ・アスカ・シンジを前にしたら、

 ミサトさんは、日本独特の襖文化を問われると、「日本人の信条は察しと思いやりよ」とか、「和をもって尊しとなすよ」とか答える、本来のコーチの役割に徹するしかない。

 特に、襖文化は、後に、孤独に温もりを求めたアスカが、シンジの部屋に入っていく伏線ともなっている。

 ・・・「伏線」なんて言葉で括ってしまうのは申し訳ないが。

 そこでの、アスカの大人びた口調と、でも、他人を求めてしまうアンビバレントな思いは、それまでのアスカ像に二重三重の複雑さを加えてくれる。

 私の母親が、「どの声の人(声優ね^^;)も奇麗な声だ」と言っていたが、

 アスカの声をあてた宮村優子は幾つもの声を使い分けて、感情を表現できて、実にうまい。

 人形の声も良かった。

 ・・・いや、そんなことを言っていたら、シンジ君もミサトさんもレイもマリも、そのほかの役もみんなうまいのだが。

   ◇

 では、今回は、そろそろ終えるけど、気になった点が幾つかある。

 シンジの聞いているウォークマンだが、ディスプレイをアップしたときの曲番、今作では「26」「27」がクローズアップされる。

 アスカが部屋に忍び込んできたシークエンスが終わるとき、「26」→「27」と変わる。

 作り手の何らかのメッセージだと思うのだが、誰か教えてくれ。

 もしかして、「今は26話」「今は27話」と教えてくれているのか?

 それと、加持さんのコーヒーだが、割とTPOを弁えていると思う^^

 ミサトさんのビールだが、エビスのほかに黒ラベルがフューチャーされているのは、黒ラベルファンの私は嬉しい^^

 それから、渚カヲルの最後のセリフは、「パラレルワールド」と思ってもいいんですかね。

 となると、「負」=「エヴァンゲリオン」=「幻魔大戦」、「正」=「ヱヴァンゲリヲン」=「真・幻魔大戦」か?

 でも、あのセリフだけで済ませて、続篇がそちら(多次元世界ネタ)に傾くのは止めて欲しい気がする。

 ・・・しかし何度見ても、限界突破、表現超越の「綾波救出シーン」は燃える。

                         (2009/06/30)