懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

昭和の古い町並み写真展 その2

2012年02月14日 | 昭和の古い町並み写真展
昭和の古い町並み写真展 通り その2

撮影場所 岡山市撫川 昭和48年7月撮影

岡山市の西のはずれ、倉敷市に隣接しているところに撫川がある。
かって撫川城があった。16世紀の戦国時代に建てられ。戦国の天下統一の戦場にもなった。江戸時代には陣屋があったそうだ。古い町並みが今も残る。写真展をした時に庭瀬の方が何人か今も古い町並みは残っていると言われていた。
わたしも撮影以来訪れていない。温かくなれば訪れて見たい。
この一帯はかっては沼地を埋め立てたところでクリークが見られる。
JR山陽線がクリークの様子が見られていた。今は水路もコンクリートで改修されかっての趣はないとおもう。
クリークの本場の佐賀でもすっかり姿を消した。

私が撫川を訪れたのは撫川うちわの製作風景を撮影させてもらうためだった。
撫川うちわは岡山の郷土品となっている。その当時は高齢の坂野さんが一人製作をされていて後継者もない状態であった。若手の後継者さがしに製作の指導をされていた。
撫川うちわは雌竹を扇の形に割り和紙を貼り和紙を撚り俳句の文字を浮かびださせる風流なものである。
私が坂野さん宅を訪れた7月で竹に虫が入るので夏場は作っていないとの事であった。
訪れたのはそれ一回で結局訪れる事はなく撫川の町並みを撮影して帰った次第である。

写真展 作品


撫川、通りの関連作品