懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺き民家 大根を持つ風景

2012年02月19日 | 茅葺き民家
茅葺き民家の撮影の途中、聖護院大根と思われる丸い大根を持った人に出会い撮影させてもらう。

聖護院大根と大蕪の区別が付きにくい。
葉に大根と蕪の違いがあるようだ。
葉に刻みのあるのが大根で蕪には刻みがないのだそうだ。
聖護院大根は京野菜のひとつ、柔らかくて味がしみ込みやすい。ブリやスジ肉と炊いても美味しい。おでんもいける。
千枚漬けにするのは聖護院蕪の方だそうだ。
野菜も種子や土壌で親と違ったものが出来る事がある。
聖護院大根も長い大根のはずが丸い大根が出来たとの事である。
野沢菜は葉の漬物で美味しい。京都から蕪の種として修行に行っていた僧侶が持ち帰ったが火山土壌に蒔いたら葉ばかり生い茂り根の部分が大きくならず葉を食用としたそうだ。

撮影 東京都青梅市 後ろの家は茅葺きでなく杉皮葺きです。




撮影 岡山市