懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺き民家 福島県旧伊南村

2018年01月26日 | 茅葺き民家
曲り屋の民家、東北で曲り屋を初めてみた。母屋と家畜小屋や倉庫が一緒の建物になっている。
私の住む地域には全くないタイプの民家である。
雪の多い地域では家畜も寒いので家事や囲炉裏の暖気がいくような造りになっている。
冬場は雪で屋外で作業ができないので作業ができる場所でもあった。

昔の冬の生活は寒くてたまらなかった。
雪の降る北国はもっと寒かったであろう。
年寄りは暑さと寒さに弱い。エアコンの効いた部屋てで生活すれば5年10年長生きする。
囲炉裏と掘りごたつの生活ではたまらない。

昭和50年代に会津地方を撮影したアマチュア写真家が東京にいる。
東京から車で休みの都度に通い写真を残している。
昭和50年でも懐かしい映像が一杯だ。ネットでも見られる。
自分も生きて来た時代である。家庭を持ち子供ができた時代で子供と遊ぶのが優先であった。
それでも遊びのついでに茅葺き民家や田舎の風景は撮れたと思う。

しかし、遠く過去に過ぎ去った時代である。