撮影場所 岡山県旧哲多町
老人が杖をつき茅葺の民家に帰る、そこを撮らせてもらう。
自分の人生で出会った場面であり、目にしたワンシーンである。
カメラを持ち撮ろうとする意志がないと出会わない。
フィルムに投影された光景は自分の行動の記録として残る。
写真はすべて自分の人生の行動の記録である。
古くなったフィルムを捨てる人がいる。私はそんなり事は出来ない。人生は決して過去には戻れない。自分の生きた痕跡を残すためにフィルムはスキャナーで電子化した。
畑にはキャベツが大きくなっている。畑に石垣を積んでいる。石灰岩地帯で畑から石がでるの積み上げているのか?
キャベツは和名でカンラン(甘藍)という人もいる。
野菜には何通りかの名前がある。サツマイモは甘甘藷、唐芋、琉球芋 ジャガイモは馬鈴薯、カボチャは南瓜(なんきん)、トウモロコシや唐辛子は南蛮やナンバ
カンランのように真ん中に ん と最後に ん の付く名前が多い。風邪に罹らない野菜と信じられた。にんじん、いんげん、れんこん。なんきん、ぎんなん