懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

黒アゲハ

2020年06月26日 | 日記
先日の読売新聞の読者欄に、大阪の12歳の少女がお婆ちゃんのアゲハ蝶、報告の事が書かれていた。
ベランダにミカンとグレープフルーツの木があるそうだ。
それにアゲハチョウが卵を産み、幼虫、蛹、羽化の様子を毎日電話してくるそうだ。
一本の木に11匹成長したそうだ。お婆ちゃんの楽しみや生き甲斐になっているのが感じられる。孫とお婆ちゃんのやり取りがほほえましい。孫も反抗期になりババぁが毎日電話して来て、ウルセーんだよと、ならないよう願う。

我が家もミカンを植えてあった。最初は今年でた葉をムシャムシャ食べるので幼虫を手で摘まんでは殺していた。殺されなかった幼虫が蛹になり羽化して黒アゲハになった時は優雅なものである。それから葉を食われても黒アゲハ生育のために放置していた。
蝶は今年生えた新葉しか食べない。ミカンの花が咲くのは昨年までの古い枝である。
新芽には花芽は付かないので新葉を幼虫に食われても影響はなかったのだ。
アゲハチョウの仲間は柑橘類の葉が好きだ。幼虫を触ると橙色の液を出す。
臭いも強く鳥などの天敵は食べないだろう。 柑橘類の葉を食べる身を守るためか。柑橘類は柚子など棘も酷く鳥も寄り付かないのでは?

幼虫 触ると臭い粘液を出す