懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,540 広島県神石高原町の民家

2020年06月29日 | 日本茅葺紀行
田舎の家は広い。家で冠婚葬祭をするので大広間を持っている。
今は駐車場がないと人は集れない。
ここは縁側はあるがガラス戸が付いている。障子だけの警戒心の無い家も多い。
田舎では人がくると、座敷に上がるまでなく縁側で会話をす。

私は田舎を訪ね歩く番組が好きだ。
家族に乾杯やナニコレ珍百景、ポツンと一軒家やダーツの旅、出川の充電させてください。自分が行った事のある場所や走った事のある道が出てくる。
地元の人との会話が筋書きのない話や展開になるのが面白い。
都市部で他人の家にアポなしで、入り込んでは撮影を拒否される。警察に連絡されるかもしれない。
田舎はそこまで警戒しない、お茶や飲み物や果物をだしてくれる。
こんな番組は田舎の人の、親切さがないと成立しない。

私も茅葺民家を4500軒撮影したが、田舎だったから可能であったと思う。
今の時代は詐欺や盗人の多い時代、警戒されると思うが断られたのは2回だった。