懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

鰹カツオ

2020年09月17日 | グルメ
家内が坐骨神経痛で歩けなくなった。
老夫婦が共倒れになった。息子二人や嫁が買い物やゴミ出しをしてくれた。
もう二ヶ月近くになる。パートの仕事も休んでいる。
家内の友達が家に見舞いに来てくれた。
鰹の刺身と果物を持って来てくれた。
いつも鰹のタタキを、スーパーで買って来てくれるが余り美味しいと思わない。
土佐の日曜市に合わせ、本場の鰹のタタキを食べたがまた来て食べる程でなかった。

家内の友達がくれたのはタタキでなく刺身だった。
今は戻り鰹で一番美味しい時期だ。
こんな鰹は冷凍でなく生で釣ったら血抜きしているのか。
まるでマグロのようなおいしさだった。
スーパーで350円くらいの、タタキは大量に釣った冷凍品で、臭みを消すため炙り、ニンニク、ショウガ、ネギや青葉を刻んでいるのかと考えてしまう。
マグロのような味と書いたらマグロのツナの7割から8割は鰹とかいてあった。我々は本鰹とソウダ鰹の見わけもつかない。

以前、NHKで黒潮というスペシャル番組があった。
黒潮は赤道から北海道沖までの海流で、それに乗りマグロやカツオが移動する。南の海は透き通っていてプランクトンが少なくマグロも鰹も美味しくないそうだ。親潮と黒潮のぶつかる津軽海峡や北海道ではプランクトンが豊富でイワシややサンマが大量に集まる。それを食べた鰹が戻鰹として秋には南下する。