外山姓は南九州でよく目にする苗字だ。
この前にテレビを見ていたら、東北の方で外山をそとまさんと呼んでいた。
外山は集落の後ろの山の事、今は里山の方が分かり易い。
外山では分かりにくいので、40年ほど前に里山と言い替えるようになった。
私の広辞苑は40年は経つので里山は載っていない。
外山に対する言葉は深山(みやま)で奥深い高い山をささす。
和歌に外山では葉が色づいているが深山では雪がチラついているという句がある。
苗字や地名は略される事が多い。
和泉は本来は「わいずみ」だがわは略され「いずみ」
出羽は「いでわ」いが略され「でわ」.
伊達も「いだて」のいが略され「だて」
出雲は「いずるくも」中間二文字略して「いずも」
出水も「いずるみず」の二文字略
ふざけた名前は柳楽なぎらである。
息子の同級に柳楽姓がいた。これを何でなぎらと、読むのか平仮名で書いたら分かった。やなぎらくの頭と尻を略している。
調べれば地名人名は、略された名前があると思う。