懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

鶏肉が喰えない

2021年03月11日 | 日記
私のような行動も出来ず、人と電話をしない人間は、ブログのネタ探しに苦労する。家内や介護施設や訪問介護の人からの会話をヒントにする。

ある人が介護施設で鶏肉が喰えず、牛肉に変えてくれるよう栄養士に相談していた。
何で食べられないのか聞いて見た。そのひとは元銀行員で宮崎の支店のときにブロイラーの養鶏場に融資していて何度も視察に行つた。

捕獲した鳥は首をハネ血抜き、80℃の湯に付けて圧搾空気で羽根を飛ばす。
脚を吊るして自動で作業。
解体は人力 胸,ささみ、ももと部位に切り分けて商品になる。
あれを見てトラウマになり鶏が食べられなくなった。

ブロイラーの鶏は成長が早く、若鳥は45日で出荷、成鳥は75日で出荷
一日に100グラムづつ増える。2キロから3キロで出荷
鶏の成長は普通5ケ月はかかる。小松菜やサニーレタスの生産と育成期間は変わらない。トサカや足は台湾に輸出る。九州の人は豚足よく食べるよな。

香川県の骨付きどりは有名だ。丸亀の一鶴という店が有名。香川の郷土食、讃岐うどん、醤油豆、骨付き鶏かな
鳥の唐揚げは大分県の中津市か ケンタッキーが店を閉店した。

鶏肉をカシワという。関西以西では使うが東北や関東では通用しないそうだ。
日本は仏教の影響で殺生は禁じられた。しかし、人間はしたたか隠語で呼び食していた。馬は桜、鹿はモミジ、猪はボタン、鶏はカシワと隠語で呼んだ。
植物の名に変えた.カシワは鶏の色が柏の枯葉に似ていたから 白色の鶏は歴史が浅い。鹿と猪は花札からきているのだ。