懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

鱈 (タラ)

2021年06月13日 | グルメ
鱈(タラ)

鱈が昼ご飯のオカズにでてきた。
鱈は北国の魚、子供の頃は乾燥鱈や塩鱈くらいしかなかった。
冷蔵や冷凍設備が無かったので無塩(ぶえん 生もの)は食べた事はなかった。
今は冬場に鍋物にしたりムニエルにしたり白身で年寄向きだ。
白子の酢の物や煮物も好きだ。

鱈を調べてみると真鱈、すけそう鱈、氷下魚(こまい)が鱈の仲間だそうだ。
日本海、茨城以北の北海道などの寒い領域で獲れる。
スケソウダラは痛みが早く現地以外では流通していないそうだ。             
ほとんどはすり身を蒲鉾や竹輪、天ぷらの原料になるそうだ。
朝鮮語ではミョンタ ロシア語ではミョンターイと言われている。
その卵だから明太子と呼ばれているそうだ。

明太子もギョーザも戦後、大陸から引き揚げ者が現地から作り方を持ち帰った。
今はどちらも国民食になったが

中国は水ギョーザだが日本人には焼き餃子が受け入れられた。
ギョーザの王将は中国に店をだしたが流行らず早々と撤退した。
私は水ギョーザより焼きギョーザが好きた。

冷蔵庫が家庭に無かった時代は焼き煮炊きの料理しかなかった。
塩や干しもの保存食が中心で刺身や生魚の料理はすくなかった。
戦後大きく料理が変ったのは冷蔵技術と冷蔵庫のお陰だ。

鱈が使われる言葉 出鱈目(でたらめ) 鱈腹(たらふく) タラの腹が膨れた様子を形容したのか 犬と同じでいい意味に使われない。