懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

ジャガイモ掘り

2021年06月15日 | グルメ
じゃが芋堀り

20年前に畑を借りて家庭菜園をしていた。
ジャガイモ堀りに家内に手伝ってもらった。
私がすべて掘ってしまったら、怒り出した。
掘るのが楽しみで来たのに掘った芋集めだけさせるという。

誰も芋掘りは楽しいのだ。実物ならば大きさは分っているが、地中はどんなのがでてくるか分からない。びっくりするようなのが出てきたりがっかりしたり。
芋掘りは宝物探しのような楽しみがある。

今は家内が三男の家を建てるために買った隣地で家庭菜園をしている。
隣地を買ったものの三男で、親の面倒はみたくないようで建てる気はない。

今年も家庭菜園でジャガイモを収穫した。
ジャガイモは馬鈴薯、二度芋,三度芋と呼ばれている。我々の所も春、秋二度は獲れる。
インゲンマメを三度獲れるので三度豆、さんどというところもある。

今年4月に植えたジャガイモの種芋は去年収穫した芋の残り、
もう芽が10センチも伸びていた。
さすがにこれは使えないだろうと思った。芽は2本だけ残し試しに植えてみたらと言った。
芋自体は堅くふにゃふにゃて無かった。
そんな種芋を使うのは貧乏たらしいと思った。
そんな種芋20個から段ボール一杯の芋を収穫できた。2ヶ月半で収穫でき米や麦より随分早い。
出来るものだと感心した。子供や近所にも配った。小さい芋も多かったがチンしてマヨネーズやバター、甘味噌田楽で食べる。

ジャガイモは地下茎に芋をつける。親の栄養がないと成長出来ない。自立出来ない親子のようだ。それでも親の栄養を受けて成長すれば子孫を沢山残す。そこはパラサイトとは違う。サツマイモは親芋から伸びた芽を挿せば自活して成長していく。自立した子供だなあと思う。サツマイモは根が成長して芋になる。

ジャガイモを主食にしている地域もある。
麦、コメ、トウモロコシ、ジャガイモが四大穀物だそうだ。