懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

昭和の遺物たち 水路 その1

2016年04月11日 | 昭和の遺物たち写真展
岡山は干拓地が多いので水路が水田も住宅地にも張りめぐらされている。
岡山県に移り住み鉄道で岡山に向かう山陽線から見る光景はまるで佐賀のクリークだと思った。特に庭瀬のあたりの水路は水郷に感じた。

その頃の水路はコンクリート護岸がなく石垣や棒杭土留め水路だった。
棒杭土留めは4メートルの棒を打ち込み竹を編み土留めにした。
橋もコンクリートではなく石の橋だった。
こんな光景も姿を消すであろうと思い何度かカメラを持ち撮影した。
消える運命の特急電車と一緒に撮影した。
これも撮らないといけないと思いながら腰が重く行動しなかった。


部屋の壁に行動スローガン書いておかないといけない。
「これは将来いつか役に立つ写真だからすぐに行動しよう」

私は定年後 「死ぬまでにやっておく5つの事」を定めパソコンで目につくところに貼っている。こうでもしないとヒマがあるので行動を起こさない。死ぬまでそんなに残されていないのに

水路整備も金を掛けてほとんどが コンクリートの三面張りに変わった。
昭和50年代から20年かけて我々の住むところも変わっていった。
それにより生き物も減ったものもある。足の短いダルマカエルやドジョウやウナギ、亀も減った。

撮影場所 岡山県山陽本線沿線 庭瀬から中庄





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