懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 その95 京都市右京区越畑

2013年11月22日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 京都市右京区越畑

越畑は棚田もあり茅葺民家も残っているし○○百選に登録されているので訪れる人も多い。
しかし、道は狭いところもあり山の中に開けた集落である。
京都市内といえ左京区久多同様に隠れ里のひとつである。
山間部の中にポッんと集落があるのはよい。
その中に一軒大きな角屋造りの立派な茅葺民家がある。
大きな銀杏の木があり紅葉のシーズンには絵になるなる写真が撮れる。

ここの撮影の後は京都市内に降りてみた。地元に人に「道が狭いのでやめときなはれ」と言われたが行ってみる事にした。
本当に道は狭い。茅葺民家探しにこんな道は仕方ない。
集落がなく山道ばかりでは不安になる。保津川駅の手前の集落にはユズを作っている集落があった。しかし、茅葺民家は無かった。若い人はこんな山間の集落も記録に残しておくとライフワークになりそうだ。
以前の保津川駅は谷底にあったのが今は高い位置にルート変更されて新しい駅舎になっている。
以前の駅はトロッコ列車の駅になっていた。以前の駅の周辺はまったく集落がなく徒歩しか行けず秘境駅だったのだ。
ここからまだ京都の街中までは山道の細い道が続く、そうして降りたところが茅葺民家の何軒か並ぶ北嵯峨野だった。初めてにしてはなんか見たことのある風景だと思った。
雑誌やネットでよく見る風景だった。
いつも観光地には関係ない旅であるが嵯峨野と聞いて家内は喜んだ。
はずれに車を無料で何台か置くところがあり車椅子を押してもらいぶらりと下って見物した。坂道なので登りはきついので家内に車で迎えにきてもらう。



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