茅葺民家の裏山に三椏(みつまた)が咲いている。
桜の咲く少し前に花は咲く。白と黄色の花である。
三椏は樹皮は和紙の原料になる。
お札には折れても破れない三椏が最適である。
和紙の原料には楮や雁皮がある。
和紙は千年は持つので文化財の修復や日本画や書道には欠かせない。
山を走っていると昔、栽培していた三椏が裾野や林に残っている。
花の時期にはよく分かる。
三椏は沈丁花科の植物である。沈丁花も枝は三又でよく似ている。
沈丁花は有毒植物で常緑である。三椏は冬には落葉するのが違う。
沈丁花の挿し木は容易だが大きくなると移植は難しい。それと15年もすると自然に枯れる。寿命は短い。
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