懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

蕪島のウミネコ  

2012年06月06日 | 旅行
青森県八戸市の蕪島は八戸港にある。周囲800メートルで今は陸続きで下まで車でいけるが近くに置くと車の上にウミネコがとまり糞をしていく。いい車の人は離して停める。

ウミネコの一大繁殖地で四万羽と言われている。
産卵場所が無いので所かまわず産卵している。人に全く警戒しない。
それでも猫の餌食になる鳥もいるであろう。
いつ行っても蕪島には海猫はいるのだろうと思ったら四月から六月の産卵期だけ集まり後は各地に散乱するそうだ。冬場は渡り鳥として南の国に行くもの、北国で散乱したものは日本の南部に移動するそうだ。
地元の監視している人の話では毎年同じペアーで同じ場所に帰ってくるそうだ。
あのオシドリもペアーが変わる事もよくある事らしい。
海猫が毎年同じペアーは疑わしい気もする。

海猫の卵は鶏の卵ほどある大きいものだ。
ウミネコは飲んだ魚を吐く習性があり屋根や広場に魚が散乱する事がある。いつかオタマジャクシが散乱し色々な説がでた。竜巻説、いたずら説まででたが犯人はウミネコが最有力と言われている。

蕪島の上には神社がありここに登るにウミネコの糞を落とされるので傘を貸してくれる。

東日本大震災では八戸の港も津波に襲われた。
蕪島の横の車やドラム缶資材が流された映像が流れた。ゆっくりした流れが次第に速くなり埠頭にある物をどんどんながしていった。自分の訪れた場所が被害にあうのは痛ましい。










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