みこの手仕事

手作り大好きの私がその日の出来事など書いています

「60歳のラブレター」見てきました。

2009-06-04 23:27:04 | Weblog
前から見たいと思っていた「60歳のラブレター」パソコンのお友達のSさんとみてきました。今日は午後からはパソコン教室、休みたくないので、朝1番の上映時間(10時20分から)に合わせて主人に送ってもらいました。入る前いスーパーでパンを買って映画を見ながら食べようと思ったのです。

入場券売り場で「シニアーですか」と聞かれました。もちろんです。私たち若く見られたのかしら。フフフ....

映画は3組の夫婦の話です。
魚屋さんの夫婦はご主人が若い時にはギターを弾いてミッシェルという歌を歌っていたのにひかれて、結婚した奥さん。
とっても元気でご主人が糖尿病なので、食事の管理から、運動までを厳しくしている奥さんです。
その奥さんが、脳腫瘍で、手術をという時に、成功は5分5分といわれるのです。手術の麻酔がさめる時に、左の手も右の手もしっかりと握ってくれれば成功ですよと言われて、自分が欲しくってたまらなかった、ギターを奥さんが、買っておいてくれて、枕元で一生懸命にそのギターを弾きながら「ミッシェル」をうたい。そっと手を握ると両方の手がしっかりと握り返して呉れたシーン、あ~手術は成功したのだと思って涙が出ました。

もう1組の夫婦は定年退職の日に奥さんは前記の魚屋さんで鯛を買って料理を作って、ご苦労様と言おうと思って待っているシーン。
食事の支度がしてあるテーブルで、ビーズ手芸をしているのです。いつも帰りの遅いご主人を趣味のことをして待っているのだなと思いました。
何もしないで待っているのはイライラしてくるので、ビーズ手芸をしながら待っている(こんな気持ち、私にも思いあたりました)

趣味のことをしていると、興に載ってくると時間がたつのを忘れてしまって待っていてもイライラしないのですよね。

別れて暮らすことになり、奥さんは気持ちが楽になったのでしょう。今までは家庭を中心にしていた人が、外へ出て行くようになると、おしゃれもしたりとっても生き生きとしてくるのです。

ご主人は若い仕事をバリバリとやる女性にひかれて行くのですが家を大切にしていた人のおかげで自分が仕事ができたのだということがだんだん気づいてくるのですね。

昔ラベンダーを見に行きたいと言ったのに無視されていたのですが知り合った男性に話すと、見に行こうというのです。
それをしったご主人、まだ花が咲いていないので満開のラベンダーの花の絵を書いて、奥さんたちの後を追うのです。

昔貰ったラベンダーがみたいという手紙の返事ですと言ってその絵を広げて見せて、奥さんもやっぱろご主人が良いのだと戻るのです。これがラストシーンです

涙が止まらなくなりました。ハンカチをガサガサ探すのが恥ずかしくって、持っていた上着でそっと涙を拭きました。

エンディングで、森山良子さんのキャンディという曲が流れ、スタッフの名前が流れる時間が涙を乾かす時間に丁度良い時間のようです。

見終わってからロビーで買っていったパンを食べて1時半から始まるパソコン教室に急ぎました。(なんだか良い映画を見た後にしては現実的ですね。)

やっぱり夫婦はお互いに助け合っていかないといけないのだなとこの映画を見て思ったのですが、この気持ちいつまで続くかな。私のわがままが出て、いろいろと主人への不満が出てきてしまうだろうな~フフフ...

今日のブログは映画のストーリーを書いた長~いブログになってしまいました。
最後まで読んでくださった方ありがとうございました。
コメント
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