次女夫婦の子供、なつめは先月25日で、10ヶ月を迎えた。
大変な出産で、生まれて自分で呼吸が出来なくて、新生児NICU室で、沢山のチューブをつけ、
保育器で横たわっていた。 動くのだろうかと張り詰めた思いでガラス越しに眺めていた私たち。
「動いた!」手足の動くのを見てみんなが涙をぼろぼろ流した。 1週間で母子同室となった。
母子共に奇跡のような回復の末、9日間で退院した。
胎盤早期剥離で、母子共に危険で救急車のあとを追ったあの日がドラマでも見ていたかのようで、
生と死の間・・、このことをどれほど痛く感じながらの生誕であったことだろう。
生かされている、命その尊厳さ、生をもらった分、きっと感謝しながら大切に育てることであろう。
今日、次女はなつめの10ヶ月検診に行った。
体重8555g 身長70cm 普通に順調に育っている。
夕方、夫と次女が愛ちゃんにお弁当を届けに行った時、前の公園の乗り物に乗っていたひろと。
今までなら夫を見つけるといさんで寄ってきたが、乗り物に乗ったまま手を振っていたようだ。
そう、もうひろとは歩ける、一気に変化した目線の世界にどんなにわくわくしているのだろう。
夫の膝から、想像もつかないほどこれから行動範囲がたくましく広がって行く、嬉しい成長。
* 紫陽花・今日の一枚 *