日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 再び大阪城へ *

2012年04月10日 | 風景・お出かけ



「大阪城満開やったよ」 市内に住む夫の姉夫婦へお土産を持って行ったとき、昨日友人と行ったと言う姉が言った。
4時頃家に商品を取りに帰ると夫から電話があった時「お姉とこの帰り大阪城へ行こう、用意しとき」夫の好意で会社へついて行った。

私は5日前に1人で来たので、昨年母たちが来た時大阪城桜見企画をしてくれた夫に対して、桜を是非見せてあげたいとの思いがあったので、
いいチャンス・・と喜んだ。 ゆいちゃんのお迎えもなかったし・・。

桜が好きな豊臣秀吉公のゆかりの場所はあちこちにある。 「お参りしてから大阪城へ」と言うのに、「日が暮れるから、お参りは後や」 

まだ3分くらいだった桜は、この所の暖かさで満開だった。  「わ~すごいすごい! 去年と一緒やね」 濠に水があれば言うことないんだけど。

桜門、以前と違ったアングルで。

「池や池」 夫の言うままに・・ この前は鯉が邪魔してお城が映らなかったけど・・今日は

お城には桜が似合うから・・植え込みの中に入って・・ 

 あらら・・「ここがベストよ」と教えてあげて撮ってると思ったら、姿が見えない! (また、ご機嫌悪くなるわ~すぐおらんようになる~って)



「もしもし・・どこ?」 「西の丸庭園が見える石垣あがったとこや」 (おった~)やれやれ・・ついとかな、怒らしたらあかんし・・
西の丸庭園では夜桜の場所取り、あちこちブルーシートが。  すでに宴で盛り上がっている人たちも。

 お城の前に来た。 「ここよ、桜とお城」 よけいなお世話かもしれないのに、夫を誘導。

桜が入ると華やか~

 茶色の旧大阪市立博物館の建物の色と桜も、中々のもの。

 1年前大阪城ホールの向こうのホテル・ニューオータニのスイートから眺、めた大阪城ホールと桜を思い出す。

大阪城を正面に見て、ツアー客などが記念写真を撮る場所。 その前にタイムカプセルが埋めてある場所でもある。

桜門に入った時から、小柄な老夫婦が交互に桜をバックに写真を撮っていた。 何度か2人を目にした。
帰りまた桜門の所で見たので、「お撮りしましょうか?」 「いい写真が撮れたわ」お2人で喜んでくれた。 誰にも声をかけなかったのだろう。

 薄暗くなって、あちこちの灯籠に灯りが灯った。

太閤さんの豊国神社へお参り。 もう、社務所は閉まっていた。
夫は何に手を合わせたのだろう、多分お母さんのんことだろう。 「姉の手術が順調に行きますように・・」申し訳ないが今日はそれだけを拝んだ。
枝垂れ桜を見ていたら姉の顔が浮かんで、叶うようなそんな気がした。 お参り出来たのも、夫のお陰。

そんな夫に敬意を表して・・「お父さん! はい!」 

暗くなって灯りが灯ったお城を、出来る事なら撮りたかった。 
観光バスが何台も止まっていたが、夜桜を楽しむ人々が次々と入って来ていた。 
桜は本当に不思議である。 なぜにも、こんなに人を和ませ癒し優しい気持ちにさせるのだろう。 この時期いつも思う。

大川沿いを通った。 対岸はライトアップ。 ずっと続く桜並木の下では賑やかな花の宴が。 バーベキューのいい匂いも。
思い深き大阪城、再び。 満足。