日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

*お見舞い 京都へ *

2012年05月15日 | 雑感

 長女の帰国を待って行く事にしていたので、一緒に出かける。 11時出発。  今日は雨模様。
「大阪城撮ろうっと・・」 カメラを向けるたびビルにかかる。 1枚だけ撮れた。

城陽まで1時間で到着。 お惣菜を作っていたので「今お父さんと実家にいます」と言う姪っ子にお土産やお惣菜を届けた。
病院の玄関、何処へ行っても、緑のグラデーション・・胸いっぱいに深呼吸したくなる爽やかな今の季節。

「あら~!」 着いたよとメールしながら寄り道したので、遅いなぁと杖をついた姉が玄関まで歩いて待ってくれていたのだ。 びっくり!



手術から1ヶ月が経った。  手術自体も術後の経過もよろしく、それにがんばりやさんの姉、リハビリも順調で見事な回復で驚いている。
私が以前かかっていた先生には、、「あんたもいずれは人工関節の手術せんといかんなぁ」と言われている。
当時待合室で、手術をしたおばあちゃんからは「せんほうが良かったわ」とか聞かされていた。 した方がいいと言う人、しない方がいいと言う人。
しかし医学の進歩はめざましく・・今ならどうだろう。 それにしても入院中友達になった人たちも羨むほど。 運が良かったのか?

長女は手術前に励ますためにと、4月の初めに会って以来なのでひどく喜んでいた。  食堂でお昼ご飯を食べお茶し話に花が咲く。
「姪っ子にここまでしてもらうなんて・・」 何かにつけて感激しては涙、普段でもそうなのにいっそう涙もろくなった姉である。  
血液検査の数値がもどらないので、左足はまだ出来ないそうだが、左をかばって歩くので痛みや水も溜まり抜いてもらったりしているようだ。
数値が戻れば手術してもらえるかを打診しているらしいが、出来るかどうかとなぁと懸念を抱いていた。

雨が本降りになった。 玄関のつつじが濡れている。 
何度も病院へ来ているので看護師さんも顔なじみ。  私は”うわさの人”と呼ばれているようだ。
入院してから毎日のように、自分で撮った写真で絵葉書を病室の姉に送っている。  香港から帰ってからはぽつぽつだけど。
切手はブロ友の因島の原ちゃんが季節の花の切手をいっぱい送ってくれていたのを次々貼っているので、花の切手にも感激していた姉。
部屋へ運ぶ看護師さんも目にされたり姉も話すので話題になっているようで。
以前長女がハワイのお土産でくれた素敵なフォトファイルを最初送ったので、私の写真集になると姉が嬉しそうに見せてくれた。
自分でもいいアイデアだと思っている。 

それにしても来る度に、看護師さんの働きには頭が下がる。 もう職業では無い、これは。  ”白衣の天使”とは良く言ったものである。
人さまのお世話が好き、それだけで看護婦を目指した私、どんくさいのに。 この道を続けなくてほんまに良かったと胸をなでおろしている今である。