ロンドンオリンピックの男子ロードレース&個人TTの話とニバリの移籍について。
◆ロンドンオリンピック 2012 男子ロードレース
ヴィノクロフ、キター!!
逃げ集団の中からゴール8km手前で飛び出て、
唯一反応したウランと共にどんどん後続との差を付けていき、
優勝争いは二人に絞られた状態で最終ストレートに入り、
ヴィノクロフがウランの後方確認の隙を突いてスプリントを開始して、
反応が遅れたウランを置き去りにして見事に逃げ切って優勝しましたよ!!
去年のツールで引退するはずだったのを撤回して、
今年もツールに出場して素晴らしい走りを見せたものの、
ステージ優勝という結果には結びつかなかったのですが、
オリンピックという最高の舞台…最後の最高の見せ場で最高の結果である金メダルを手にするとか、
正に有終の美ですね。オメー!
そして優勝大本命のカヴェンディッシュ率いるイギリスチームは、
逃げ集団が大きくなりすぎたのもあり、
必死の追撃も実らず完敗でしたね…
ぶっちゃけ、10回やったら7回以上はカヴが勝つんでしょうが、
その圧倒的な実力が災いして、
あまりに多くの選手に警戒されてましたし、
多くの選手がスプリントで勝つことは困難と判断して、
積極的に多くの選手が逃げに乗り&加わって、
逃げが大人数になり、
そこにオリンピックの舞台という事で選手の必死度の違いや、
ワンデイレースという事で全力を使い果たすような走りが加わったら、
流石のイギリスチームも簡単には追いつけないですよね…
世界選手権に比べチームの人数も少ないですし。
イギリス国内でもこの負け方は大々的に報道&批判されたみたいで、
実力的には圧倒していて負けたので、
策士策に溺れるみたいな感じですし、
ちょっとした油断や計算の狂いが招いた結果だけに、
イギリスは自滅したと言ってもいいのかも…
逃げ集団に合流して、途中までは一番金メダルに近かったであろうカンチェは、
コーナーで突っ込みすぎて落車してしまい、
優勝戦線から脱落したのは残念だった。
ボーネンは途中でトラブルに巻き込まれたものの、
ちゃんと集団復帰してスプリントで集団の上位でゴールしていて流石!
日本人の二人は、
このハイペースの厳しいレースでも遅れずに、
それぞれ集団内でゴールしてるだけに、
本当に成長というか日本人の進化を感じますね…凄い!
ロンドンオリンピック2012男子ロードレース結果
1位 アレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン) 5h45'57"
2位 リゴベルト・ウラン(コロンビア)
3位 アレクサンダー・クリストフ(ノルウェー) +08"
4位 テイラー・フィニー(アメリカ)
5位 セルゲイ・ラグティン(ウズベキスタン)
6位 スチュアート・オグレディ(オーストラリア)
7位 ユルゲン・ルーランズ(ベルギー)
8位 グレゴリー・ラスト(スイス)
9位 ルーカ・パオリーニ(イタリア)
10位 ジャック・バウアー(ニュージーランド)
22位 別府史之(日本)
48位 新城幸也(日本) +40"
◆ロンドンオリンピック 男子個人TT
ウィギンス強い!!!!
唯一の50分台とか、一人だけ別次元じゃないですか!!
イギリスは上記したようにロードでは散々たる結果でしたが、
個人TTで何とか開催国としての面目は保った感じですね。
ツールでの走りはフロックじゃなかったのを、
完全に証明する素晴らしい走りでした。オメー!
マルティンは2位という事で何とか意地見せた!
3位に入ったフルームも流石の走りでした。
7位に沈んだカンチェは怪我の影響なのか実力なのか…
上位陣見れば分かるように若い選手が多いですし、
去年の世界選手権以上に新しい時代の到来を予感させる結果かも。
フミはシャヴァネルやへジェダルより早かったとか凄い!
それでもウィギンスとは5分差なんだよな…世界は広い…
ロンドンオリンピック2012男子タイムトライアル結果
1位 ブラドレー・ウィギンズ(イギリス) 50'39"
2位 トニ・マルティン(ドイツ) +42"
3位 クリス・フルーム(イギリス) +1'08"
4位 テイラー・フィニー(アメリカ) +1'58"
5位 マルコ・ピノッティ(イタリア) +2'09"
6位 マイケル・ロジャース(オーストラリア) +2'11"
7位 ファビアン・カンチェラーラ(スイス) +2'14"
8位 ベアト・グラブシュ(ドイツ) +2'38"
9位 ヨナタン・カストロビエホ(スペイン) +2'49"
10位 ヤネス・ブライコヴィッチ(スロベニア) +3'30"
24位 別府史之(日本) +5'01"
◆移籍のニュース
ニバリが噂通りアスタナに移籍するようですね。
「リクイガスのニバリ」が好きだったのもあり、ちょっと残念ですが、
リクイガスには将来有望のサガンやバッソが居るだけに、
チームがニバリだけをエースとして完全サポートするのは難しいでしょうから、
この移籍は残念ですが、しゃーなしだな。
ちなみにニバリの悪友とか犬猿の仲と言われている、
クロイツィゲルは二バリが来るという事もあるのか別チームに移籍するみたいです。
ぶっちゃけ、この二人が単独エースで真っ向勝負して、
ウィギンスやコンタドール相手に勝てるかどうかは微妙なだけに、
ブエルタの時みたいに、また同じチームメイトになって、
切磋琢磨&協力しあってもいいと思うんですけどね…
二人ともプライドが高くて気が強いので有名なだけに今は無理なんでしょうがw
いずれ同じチームで走ってくれるといいな…期待してる
PS
NHKの放送でヴィノはオリンピックの為に復帰したとか言ってましたが、
自分が話し聞く限りは、オリンピックの為だけではないような…
◆ロンドンオリンピック 2012 男子ロードレース
ヴィノクロフ、キター!!
逃げ集団の中からゴール8km手前で飛び出て、
唯一反応したウランと共にどんどん後続との差を付けていき、
優勝争いは二人に絞られた状態で最終ストレートに入り、
ヴィノクロフがウランの後方確認の隙を突いてスプリントを開始して、
反応が遅れたウランを置き去りにして見事に逃げ切って優勝しましたよ!!
去年のツールで引退するはずだったのを撤回して、
今年もツールに出場して素晴らしい走りを見せたものの、
ステージ優勝という結果には結びつかなかったのですが、
オリンピックという最高の舞台…最後の最高の見せ場で最高の結果である金メダルを手にするとか、
正に有終の美ですね。オメー!
そして優勝大本命のカヴェンディッシュ率いるイギリスチームは、
逃げ集団が大きくなりすぎたのもあり、
必死の追撃も実らず完敗でしたね…
ぶっちゃけ、10回やったら7回以上はカヴが勝つんでしょうが、
その圧倒的な実力が災いして、
あまりに多くの選手に警戒されてましたし、
多くの選手がスプリントで勝つことは困難と判断して、
積極的に多くの選手が逃げに乗り&加わって、
逃げが大人数になり、
そこにオリンピックの舞台という事で選手の必死度の違いや、
ワンデイレースという事で全力を使い果たすような走りが加わったら、
流石のイギリスチームも簡単には追いつけないですよね…
世界選手権に比べチームの人数も少ないですし。
イギリス国内でもこの負け方は大々的に報道&批判されたみたいで、
実力的には圧倒していて負けたので、
策士策に溺れるみたいな感じですし、
ちょっとした油断や計算の狂いが招いた結果だけに、
イギリスは自滅したと言ってもいいのかも…
逃げ集団に合流して、途中までは一番金メダルに近かったであろうカンチェは、
コーナーで突っ込みすぎて落車してしまい、
優勝戦線から脱落したのは残念だった。
ボーネンは途中でトラブルに巻き込まれたものの、
ちゃんと集団復帰してスプリントで集団の上位でゴールしていて流石!
日本人の二人は、
このハイペースの厳しいレースでも遅れずに、
それぞれ集団内でゴールしてるだけに、
本当に成長というか日本人の進化を感じますね…凄い!
ロンドンオリンピック2012男子ロードレース結果
1位 アレクサンドル・ヴィノクロフ(カザフスタン) 5h45'57"
2位 リゴベルト・ウラン(コロンビア)
3位 アレクサンダー・クリストフ(ノルウェー) +08"
4位 テイラー・フィニー(アメリカ)
5位 セルゲイ・ラグティン(ウズベキスタン)
6位 スチュアート・オグレディ(オーストラリア)
7位 ユルゲン・ルーランズ(ベルギー)
8位 グレゴリー・ラスト(スイス)
9位 ルーカ・パオリーニ(イタリア)
10位 ジャック・バウアー(ニュージーランド)
22位 別府史之(日本)
48位 新城幸也(日本) +40"
◆ロンドンオリンピック 男子個人TT
ウィギンス強い!!!!
唯一の50分台とか、一人だけ別次元じゃないですか!!
イギリスは上記したようにロードでは散々たる結果でしたが、
個人TTで何とか開催国としての面目は保った感じですね。
ツールでの走りはフロックじゃなかったのを、
完全に証明する素晴らしい走りでした。オメー!
マルティンは2位という事で何とか意地見せた!
3位に入ったフルームも流石の走りでした。
7位に沈んだカンチェは怪我の影響なのか実力なのか…
上位陣見れば分かるように若い選手が多いですし、
去年の世界選手権以上に新しい時代の到来を予感させる結果かも。
フミはシャヴァネルやへジェダルより早かったとか凄い!
それでもウィギンスとは5分差なんだよな…世界は広い…
ロンドンオリンピック2012男子タイムトライアル結果
1位 ブラドレー・ウィギンズ(イギリス) 50'39"
2位 トニ・マルティン(ドイツ) +42"
3位 クリス・フルーム(イギリス) +1'08"
4位 テイラー・フィニー(アメリカ) +1'58"
5位 マルコ・ピノッティ(イタリア) +2'09"
6位 マイケル・ロジャース(オーストラリア) +2'11"
7位 ファビアン・カンチェラーラ(スイス) +2'14"
8位 ベアト・グラブシュ(ドイツ) +2'38"
9位 ヨナタン・カストロビエホ(スペイン) +2'49"
10位 ヤネス・ブライコヴィッチ(スロベニア) +3'30"
24位 別府史之(日本) +5'01"
◆移籍のニュース
ニバリが噂通りアスタナに移籍するようですね。
「リクイガスのニバリ」が好きだったのもあり、ちょっと残念ですが、
リクイガスには将来有望のサガンやバッソが居るだけに、
チームがニバリだけをエースとして完全サポートするのは難しいでしょうから、
この移籍は残念ですが、しゃーなしだな。
ちなみにニバリの悪友とか犬猿の仲と言われている、
クロイツィゲルは二バリが来るという事もあるのか別チームに移籍するみたいです。
ぶっちゃけ、この二人が単独エースで真っ向勝負して、
ウィギンスやコンタドール相手に勝てるかどうかは微妙なだけに、
ブエルタの時みたいに、また同じチームメイトになって、
切磋琢磨&協力しあってもいいと思うんですけどね…
二人ともプライドが高くて気が強いので有名なだけに今は無理なんでしょうがw
いずれ同じチームで走ってくれるといいな…期待してる
PS
NHKの放送でヴィノはオリンピックの為に復帰したとか言ってましたが、
自分が話し聞く限りは、オリンピックの為だけではないような…