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Jack White - Blunderbuss

2012-07-15 09:02:20 | 洋楽レビュー/感想 2012
洋楽レビュー/感想。
Jack Whiteの初ソロ作品。


◆Jack White - Blunderbuss
Jack Whiteの自然体の魅力が大炸裂していて、
良い意味で肩の力が抜けていて変な気負いが無く、
シンプルなアレンジと音数の少なさでありながら、
深みとセンスと渋さに溢れていて、
イカれた感じの尖った歌詞や絶妙な表現の歌詞は最高ですし、
理屈とか抜きに直感でカッコイイとか思える音楽作品かと。


いつものように50~70年代のアメリカのロックやブルースを軸に、
カントリーにフォークにR&Bなどなど様々なジャンルを、
Jack White流に染め上げて高いクオリティーで自分流に自然体で表現出来てるので、
こういう音楽は腐るほどあるのに、実に個性があって魅力的に響きますし、
演奏は勿論、歌いっぷりも堂に入ってて、
全体的に地味とはいえ、聞けば聞くほど味わい深い。

ただ↑のようなWhite Stripesを髣髴とさせるようなエレキギターバリバリの曲はほぼ無く、
同じような雰囲気のアコギ曲が多いのもあり、
いくら一曲一曲が短いとはいえ、正直ちょっとダレるし、
どうしてもインパクトや斬新さにも欠け、
White Stripesの時にあったヒリヒリ感も少ないので、
Jack Whiteに求めてるものが何かや、
普段何を聞いてるかで評価は大きく分かれると思う。

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