ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

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The Strokes - Is This It

2010-12-31 08:26:41 | 洋楽レビュー/感想 2010
今更ですが、
サマソニ2011にThe Strokes決定、ヤッターーー!!!
という事で、
多くのメディアが00年代のベストアルバム企画で上位に入れている傑作と誉れ高い、
The StrokesのIs This Itの、
アルバムレビュー/感想などを。



◆The Strokes - Is This It
自分がThe Strokesを知った時(01年)には、
Strokesをカッコイイという事がカッコイイみたいな風潮wがあり、
NMEを筆頭にラウドロック勢を嫌っているメディアが、
必要以上に持ち上げたりもしてましたし、
ラジオで曲聴いた感想は「何か地味で普通だな…」って感じで、
第一印象はあまり良くなかったのですが、
数年後に安かったのもあり中古で改めて買って聞いてみたら
ずば抜けた名曲がある訳でもないし、
ずば抜けてテクニックが凄いとかも無いのですが、
メロディーはポップでキャッチーで、
覚えやすく耳に残りやすく歌いやすく、
ギターもベースもドラムも全ての音それぞれが
明らかに無駄を省いて行き着いた意味の音数で、
過不足が無い感じの完璧に近い感じさえして、
多くのバンドより明らかに音に深みや説得力がありますし、
シンプルでいてクールでセクシーでソリッドでスタイリッシュで、
ただただカッコイイ!

いつものように変な例えをさせてもらうと、
ご飯と味噌汁と漬物と焼き鮭という、
それぞれ基本的なシンプルな料理なのに、
それぞれがものすごい極められていて凄い旨いみたいな感じですw
当時はネット環境も無く、
二番煎じ的な言われ方もピンと来ませんでしたが、
今はネット環境があるのでVelvet Underground筆頭にいろいろ聞きましたが、
確かにVelvet Undergroundに似ている部分も多くあるとは思いますが、
Strokesの方が楽器の音もやる気無い感じのボーカルも含めて、
もっと冷たく冷ややかさ(冷めてる感じ)を感じますし、
そこが現代社会と繋がる事もあり、
よりモダンに聞こえますし、
基本的に批判部分がイコールで良い点とも言えるのもあり、
2001年発売したとか関係なく、
この完成度は改めて凄すぎる。

ちなみに年齢が高い人ほどStrokesが嫌いな人が多いらしいですw




PS
今年もクロスビートの年間ベストは、やっぱり面白かった!
他のメディアがどういう風に決めてるか分かりませんが、
クロスビートはライターさんが良かったアルバムを10枚挙げて、
その総数で決めているのもあり、
一位がVampire Weekendというのは、
いろんな音楽嗜好の人が気に入る要素のある作品なのが如実に現れた結果ですし、
逆に他のメディアがあまり取り上げない、
Everything Everythingが三位に入ったのも実に興味深い。
洋楽好きな人は読んでみるといいよー。


PSのPS
クロスビートと言えば、ダイノジさんのコラムのStrokesの話は、
正に自分もそうで、初めはハイプだと思って「なんか認めたくねぇな」とか思ってただけに、
同じような考えの人も居るんだと分かってちょっと嬉しかったw
「メディアが手放しに褒める→疑う」という考えも一概には良くないなw


PSのPSのPS
先日中古で買った「The Like」のCDが普通に良かったー!

目新しさはあまりないけど、
こういう音楽が好きな人は買ってみて損は無いですよー。

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