ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

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ツール・ド・フランス 2012 第20ステージ

2012-07-23 19:40:47 | サイクルロードレース
◆ツール・ド・フランス 2012 第20ステージ
カヴェンディッシュ、キター!!!
フラムルージュ手前から
マイヨジョーヌのウィギンスの強烈な牽きでスカイがトレイン組んで先頭をキープして、
ノルウェーチャンピオンのボアッソンが、
完璧な形で最終コーナーをクリアしてから、
カヴが残り300mからロングスプリントを炸裂させて、
追いすがるゴスやサガンを振り切り、見事に勝ちましたよ!!
4年連続のパリでのステージ優勝ですし、
これでサガン、グライペルに並んで今ツール最多の3勝目ですね。
チームが総合狙いの布陣ということもあり、
いつもよりステージ優勝を量産は出来ませんでしたが、
コレまで以上に印象に残る&実力を感じる勝ち方が多く、
カヴの進化を見たツールだった気がしますね。
オリンピックも期待してますよー!オメー!!!

そして、
ウィギンス、マイヨジョーヌ獲ったー!!
イギリス人初マイヨジョーヌですよ…
去年のエヴァンスが孤軍奮闘して必死で獲ったのに比べると、
今年のウィギンスはチーム力が高かったのもあり、
終始チームに守られて走れるという比較的楽な状況で、
最大のライバルがチームメイトのフルームという変な状況だったのですが、
最後まで集中力を切らす事無く走りましたし、
守りに徹することなく時には自ら前に出たり、
今日も含めて、平坦ではチームメイトのアシストをしたりもしましたし、
個人TTでは力を見せつけ、ステージ2勝もして、
文句が出ないような、終始圧倒的で王者らしい走りで、
ただただ強かった…おめでとうー!!
ぶっちゃけ、第7ステージの山岳ステージで、
チームの力とウィギンスの力を見せ付けてマイヨジョーヌを獲り、
第9ステージの個人TTで圧倒的な力を見せ付けた時点で、
総合争いは終わったかなとも思いましたがw
エヴァンスの方が経験に勝ってますし、
このまま順調には行かないだろうと思ったんですけどね…
最大のライバルのエヴァンスは調子が上がらず、
終いにはお腹を壊すというベテランらしからぬミスも犯して自滅してしまい、
チーム力でスカイに太刀打ち出来るチームもなく、
最後までスカイに付け入る隙さえなかった。
結局最後までスカイのチーム力とウィギンスも強さが際立った感じでしたね。

他の各賞を見てみると、
サガンは初参加でいきなりマイヨ・ヴェール獲ったー!オメー!
勝ち方もゴールパフォーマンスも圧倒的で派手で、凄かった!
これでまだ22才だもんな…末恐ろしいわ!
ヴォクレール、マイヨ・ブラン・アポワ・ルージュ、オメー!
初めは膝の痛みで集団から遅れたりしてただけに、
今年は活躍するのは難しく思われてたのですが、
終わってみれば、
ステージ優勝に敢闘賞に山岳賞まで獲るという…!
舌ベロベロ出したりと歯を食いしばったりと、
人間味溢れる仕草とガッツを感じる素晴らしい走りをしてましたし、
強さと巧さも兼ね備えていて、今年のヴォクレールも凄かった印象ですね。
ヴォクレール最高!
ヴァンガーデレン、マイヨ・ブラン、獲ったー!
個人TTではかなりの走りを見せてましたし、
山岳ではチームエースのエヴァンスより明らかに上れてましたから、これから楽しみ!
でも本人は
「今年はエヴァンスが調子悪かっただけで、
僕は彼がまだツールで総合優勝する力があると思うから、
彼は来年は復活して勝てると思う。
その時に僕は彼をアシスト出来れば満足だよ。」
と言ってるんですよねー!いい奴だw
チーム総合はレディオシャックが、
途中でフランクを失ったりと苦労しながらも何とか獲りました。オメー!
総合敢闘賞はクリス・セレンセンが獲りましたよー!
積極的に逃げに乗ったりと攻撃的な走りをして、
いつものように苦しそうな顔しながら粘りの走りを見せてたのは印象的でしたし、
第17ステージでは絡まった新聞紙を取ろうとしてホイールに手を挟んで指を切り、
レース中に指を縫って(!)、レース終了後には救急車で運ばれたらしいのに、
リタイアする事無く最後まで走ったので、個人的には納得ですね。
コンタさんが居ない中で、
こういう結果が出てチームとしても実に良かったな。オメー!

今日はヒンカピーとホーナーが飛び出したり、
フォイクトとホンドの決まりはしなかったものの逃げようとしたりと、
今年でツールを去るようなべテラン勢の積極的な走りは印象に残りました。
みんな来年も走れるだけの力があるだけに、まだ辞めて欲しくないな…
あと、新城選手が日の丸書いてある扇子広げて目立ってましたよ!
今年は走りが以前よりも印象的で成長を感じましたし、
日本人とか抜きにしても、本当に凄くて素晴らしかったー!
同じ日本人として誇らしいです。お疲れ様でしたー!




第20ステージ結果
1位 マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、チームスカイ)           3h08'07"
2位 ペーター・サガン(スロバキア、リクイガス・キャノンデール)
3位 マシュー・ゴス(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)
4位 フアンホセ・アエド(アルゼンチン、サクソバンク・ティンコフバンク)
5位 クリス・ボックマンス(ベルギー、ヴァカンソレイユ・DCM)
6位 グレゴリー・ヘンダーソン(ニュージーランド、ロット・ベリソル)
7位 ボルト・ボジッチ(スロベニア、ヴァカンソレイユ・DCM)
8位 アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ベリソル)
9位 エドヴァルド・ボアッソンハーゲン(ノルウェー、チームスカイ)
10位 ジミー・アングルヴァン(フランス、ソール・ソジャサン)         

個人総合成績 マイヨ・ジョーヌ
1位 ブラドレー・ウィギンズ(イギリス、チームスカイ)            87h34'47"
2位 クリス・フルーム(イギリス、チームスカイ)                 +3'21"
3位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、リクイガス・キャノンデール)     +6'19"
4位 ユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー、ロット・ベリソル)         +10'15"
5位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシングチーム)      +11'04"
6位 アイマル・スベルディア(スペイン、レディオシャック・ニッサン)       +15'41"
7位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシングチーム)         +15'49"
8位 ピエール・ロラン(フランス、ユーロップカー)                +16'26"
9位 ヤネス・ブライコヴィッチ(スロベニア、アスタナ)              +16'33"
10位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ・ビッグマット)               +17'17"
84位 新城幸也(日本、ユーロップカー)                    +2h29'13"

ポイント賞 マイヨ・ヴェール
1位 ペーター・サガン(スロバキア、リクイガス・キャノンデール)         421pts
2位 アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ベリソル)              280pts
3位 マシュー・ゴス(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)          268pts                      52pts

山岳賞 マイヨ・ブラン・アポワ・ルージュ
1位 トマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー)               135pts
2位 フレデリック・ケシアコフ(スウェーデン、アスタナ)             123pts
3位 クリスアンケル・セレンセン(デンマーク、サクソバンク・ティンコフバンク)  77pts                      18pts

新人賞 マイヨ・ブラン
1位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシングチーム)     87h45'51"
2位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ・ビッグマット)                +6'13"
3位 ステフェン・クルイスウィク(オランダ、ラボバンク)            +1h05'48"

チーム総合成績
1位 レディオシャック・ニッサン                       263h12'14"
2位 チームスカイ                                +5'46"
3位 BMCレーシングチーム                            +36'29"

総合敢闘賞
クリスアンケル・セレンセン(デンマーク、サクソバンク・ティンコフバンク)

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