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Nik Bartsch's Ronin - Llyria

2010-10-22 21:26:45 | 洋楽レビュー/感想 2010
洋楽レビュー/感想。


◆Nik Bartsch's Ronin - Llyria
Nik Bartsch待望の新作なんですが、
一曲目はNik Bartschにしては割と普通のジャズっぽいので、
ちょっと変わってしまったのかと思いきや、
二曲以降は「これぞNik Baertsch!」という感じの個性が出てきて、
変拍子が満載だったり複雑なリズムだったりで、
プログレに通じる構築美もあるのですが、
ジャズ特有の演奏の巧さが実に光っており、
音の強弱の付け方や表情の付け方などは素晴らしいですし、
ミニマルな反復の上で他の楽器が展開していったり、
いろんな音が段々に積み重なっていき、
曲が構築されていくさまは圧巻で、
それぞれの音の説得力も半端無く、
無駄な音など何一つ無いと言わんばかりの、
圧倒的な完成度の緻密な構築美は圧巻の一言。

一応カテゴリーはジャズなんでしょうが、
ミニマルミュージックであり現代音楽でもあり、
ジャズによくある即興の演奏/演奏力によって圧倒されるという事は無く、
前述のように巧さ溢れる演奏と緻密な曲構成で圧倒される感じで、
知的でクールで独特の緊張感に溢れていて、
Nik Bartsch独特の多様な覚醒感…
使ってない脳が目覚めていく的な感覚は唯一無二で、
独特の圧倒的な美しさがありますし、
スイス出身という事で北欧的な独特の透明感や美しさもあり、
深く沈みこむというか、
どんどん深くズブズブ嵌っていくみたいな感覚も唯一無二で、
聴けば聴くほど新しい発見があり、
いかに作りこまれているかが分かり、
改めてNik Bartschの凄さを見せ付けられるという…

ジャズも好きなプログレ好きは聴かなきゃ損ですよー



PS
なんか最近、難解な音楽ばっかり聴いてるような気がする…頭痛い!w

PSのPS
レビュー/感想記事を書こうと思ってる(思ってた)作品が20以上もあるよ!
今年中にあといくつ書けることやら…

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