ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

コアでマニアックな洋楽に坂道シリーズにアニメと声優が好きな
マイノリティによるブログタイトル通りのカオスなブログですw

メタルメモ1(2024)

2024-01-18 16:08:20 | 洋楽メモ
メタルメモ1(2024)



◆P.O.D. (featuring Tatiana Shmayluk) - "AFRAID TO DIE"

オルタナメタル/ラップメタル/ヒップホップ/クリスチャンメタル
メンバー全員が敬虔なクリスチャンのアメリカのバンドによる新作からの先行曲。
バンド名の「P.O.D.」は「Payable On Death」の略称で
元々は相続/銀行用語で「死亡時支払制度」という意味のようですが、
バンド名自体は「死を持って罪の代償を支払う事(贖罪)が出来る」的な
意味合いが入っているようです。
現在の不安な世界情勢や社会情勢を受けて
不安を抱いている人や孤独を抱えている人に向けた曲という事で、
音楽も歌詞も宗教要素があって重くてシリアスで、
サビ前の「私達と一緒だから君は一人じゃない」
サビの「僕達は死ぬ事を恐れていない、
僕達は人生(生きる事)を恐れていない
もし世界が終わろうとしていても
友達をみんな連れて来ているから死ぬことは怖くない」
という歌詞は凄くクリスチャン的で
神の啓示的な側面もある独特な歌詞なんで、
一種の怖さを感じない事もないですが、
生きる事と死ぬ事は紙一重であり、
どっちも恐れないという事は
どちらも大事にする事でもあるという考えは共感出来ますし、
「生きる事(=死ぬこと)を恐れるな」という事を伝えてくれる
力強くて前向きで生命力や強さを感じる曲かなと。よいよい!



◆FIREWIND - Fallen Angel (2024) // Official Music Video

パワーメタル/ヘヴィメタル
Ozzy Osbourneのバンドでギタリストをやっていた事もある、
「Gus.G」率いるギリシャのヘヴィメタルバンドの新作からの先行曲。
ベタベタな正統派ヘヴィメタルで
程好い疾走感あってハードでロッキンで熱くて最高ですし、
いつ聞いても「Gus G.」のギターは痒い所に手が届く感あって良いわ~
新ボーカルの元Sinbreedの「Herbie Langhans」の声も熱苦しくて最高!




◆KORPIKLAANI - Gotta Go Home (OFFICIAL MUSIC VIDEO)

フォークメタル。
フィンランド出身のフォークメタル(森メタル/酒メタル)バンド。
日本では「森の妖精」でお馴染みの「コルピ」こと「KORPIKLAANI」の
ドイツ出身のディスコバンドの「Boney M.」のカバー。
見事なまでにコルピ色に染まってるわ~w!
ヘヴィでダンサブルで熱くて勇ましく陽気でむさ苦しくてお馬鹿で楽しそうw!
森の妖精が海水浴に来てバカ騒ぎしてるだけのMVもお馬鹿で最高w!
なお毎回素敵でお馬鹿な邦題が付けられるだけに次作も楽しみw



◆WildAsh - Dying With Me (Official Music Video)

メロディックメタルコア/ポストハードコア/オルタナメタル
オーストラリアのバンド。
序盤はR&B色満載でメタル色は皆無ですが、
サビでギターが入って来てからは一気にオルタナ成分強めの
メロディアスなメタルになり、
途中にはハードコア要素やメタルコア色も出てくるし、
ギターソロなんかはメタルメタルしていて、
インダストリアルメタル色もあったりと
中々に面白いバランス&フックがあってよいよい。



◆Static-X - Otsego Placebo (Official Video)

イーヴルディスコ/インダストリアルメタル
主要メンバーである「Wayne Static」が亡くなってから
二作目となる新作からの先行曲。
邪悪でヘヴィでグルーヴィーでダンサブル!
「Static-X」特有の魅力をしっかりキープしながら、
モダンな要素を取り入れて進化している感があるわ~



◆Felix Martin - Tresnoid (Official Music Video)

プログレ/ラテンミュージック/エクスペリメンタル
ベネズエラ出身のダブルネック16弦ギターを変幻自在に操る超絶ギタリストの新曲。
ラテン要素があってリズミカルでミニマルでテクニカルでエクスペリメンタル。
全編両手タッピングスタイルで
パーカションのように叩いて音を出したりもするという、
唯一無二のギタリストなんですが、
更にプログレというよりマスロックに近くなりましたし、
以前はメロディーらしきものがあったのですが、
今回はメロディーらしいものがほぼ無いように、
更にマニアックで難解な方に進んでいてよいよいw!




◆WHOM GODS DESTROY - In The Name Of War (OFFICIAL VIDEO)

プログレメタル
Dream Theaterの元キーボード奏者「Derek Sherinian」のバンド。
「Dream Theater」にモダンなメタル要素を足したような雰囲気の音楽で
目新しさには欠けますが、
相変わらずテクニカルでフック満載で聞き応えがあってよいよい!



◆French TV - "The Mayor of Ding Dong City" (Official Audio) from 'A Ghastly State Of Affairs'

プログレ/アヴァンロック/フュージョン/ポンプロック
2023年に結成40周年を迎えたアメリカのベテランバンド。
古き良きプログレ感があって実によいよい!
目立ちまくりのベースとメロトロンなんか特によいよい!
巧みな演奏と曲構成の妙は相変わらずで聞き応えに溢れてますし、
以前よりポンプロック要素が増して奥行きが増した感あるのもあり、
個人的には2023年のベストプログレ作品だと言っても良いような良作かと。




◆SÜHNOPFER - D.S.F.R.

メロディックブラックメタル
フランス出身のブラックメタルバンド。
メロディアスでダークでドラマティックでファスト。
悲哀に満ちていて慟哭で壮絶。
ドラムの音数&速さ半端無い。
ブラックメタルでありながら反キリスト的な要素が少なく、
序盤は凶暴な感じとはいえ
メロディアスなトレモロギターが終始鳴ってますし、
途中でシンフォニック且つ教会音楽要素が出て来るのもあり、
この手のバンドにしては凶悪さがあまり無い。
壮絶ながらメロディアスで哀愁あってよいよい。

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