ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

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Monolake - Ghosts

2012-06-25 21:48:38 | 洋楽レビュー/感想 2012
洋楽レビュー/感想。
ポストエレクトロニカ/ポストIDM。
アルバムタイトル通り幽霊や亡霊が見えてくる/表現してるような錯覚を覚える作品。


◆Monolake - Ghosts
使ってる音の選択と音質の素晴らしさに、
緻密で知的で洗練された曲構成に研ぎ澄まされた音響空間。
姿形が表現出来ない得体の知れない何か…
…アルバムタイトルの「Ghosts」を音で表現してるような作品で、
一体どういう頭の構造してるのかと言いたくなるくらいこれは凄い!

ヴィンテージのアナログシンセ使ってるのもあるのか、
悪く言えば古臭くも聞こえるのですが、
最新のテクノロジーで音を割り振ったり音を調整して構成されてますので、
それが独特の良い意味での気味悪さというか不条理感に繋がってますし、
電子音や機械音やサンプリングした音を、
さらに無機質に聞こえるように加工したり、音を厳選して構成してるのもあり、
無機質感と冷たさが半端無いですし、この得体の知れない不気味で不思議な感じは筆舌し難い!

個人的にAutechreやAphex Twinの系譜の一番の最新型はこの作品だと思うし、
AutechreやAphex Twinという亡びた過去の存在…
…つまり「亡霊」を追ってる人への皮肉でもあるかもですし、
そう言われつつある自分の事も皮肉ってるのかも。驚作で良作。

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