2007年12月20日 木曜 1時間半の面会
今日も駆け回りました。
早朝より、調子のわるい母にりんごをすり下ろして、
たくさんの種類の食事を作って、(全員メニューが違う家族なんです)
りんごの皮や野菜の切りくずや残り物も鍋で煮て、メリーの餌を作っています。
ジェンギンスには、ウコンドリンクと高濃度特効薬を持参し、プリン程度のものを
一つ持っていくだけです。
もう、おじやも作らないし、水筒も持っていかない。
やたら、水分を吐くので要注意なのだ。
吐くというより、戻って来ちゃうのだ。
癌が圧迫してるのでしょうか。
母は、瞼が下がると言って、たいそう不快で、
また手術するとか言い出すし、
でも、先日の眼科診察では、年をとって全身の筋肉が垂れ下がっているから
どうしょうもないのです・・と言われたので
どうしょうもないのです。
不快すぎて、新宿の目医者に行きました。
逆さまつげも目の中の石灰も、そんなに無いと言われ
目のまわりのただれとか言われ・・
なおらんです。
胃の具合も悪いから救急病院に行くと言い出し、
「 潰瘍を治す薬も出てるし、痛み止めも出てるから
病院に行っても、良くならないよ。
点滴で胃の痛みを取ってもらうなら、そう希望して
行ったらいいよ 」 と説得し、
バスで病院へ行かせました。
私の足で歩いて14分くらいなので徒歩は無理です。
わたしは仕事だったので付き添えず、
後から聞いたら、歩いていったと言うから
ほんと、困る。
絶対、外来がやっている時間には間に合わなかったハズだ。
従って、帰宅したのが夜の8時半過ぎ!
めまいの点滴をしてもらったそうで、アレ?胃が痛かったはずなのに。
=============
午後1時半。
ジェンギンスはすやすや寝ていました。
顔を触ったら、苦しそうな表情をします。
おなかが痛いとうなずきます。
グースカ寝てしまいました。
この病院の患者さんは全員寝てます。
ナントしてでも、ウコンとエキスは飲ませたいので
どうか目覚めるように祈りました。
食堂から緑茶を湯飲みに注ぎにいきました。
ついでに、認知病棟で一緒だったSSさんの病室を覗いたら、
わたしと同年代のお嬢さんが来ていて、
「帰れ」と言われていました。
SSさんは、いつもいつも k子~k子~って呼んでるのに
来ると、落着いて安心した表情で 帰れ って言います。
赤外線通信に慣れない私達は
ギャースカギャースカしばし食堂でやっていました。
ジェンギンスはまだ起きません。
そのうち、2時半になって、おむつ交換の時間です。
やさしい看護婦さんが一人で替えてくれました。
それをきっかけに、ちょっと目覚めました。
わたしも帰宅時間が迫っているので
ウコンと妙薬を混ぜて飲ませました。
ウコンは所詮、ジュースのようなものなので、
今回期待している妙薬は、飲ませないと!!
ジェンは喉が渇いていたのでゴクゴク自分で
コップを持って飲んでくれました。
ニューヨークチーズケーキを食べさせました。
かたいプリンって感じのカップムースです。
油成分がどのくらい肝臓や膵臓に影響するのか
不明ですが、食べさせました。
3分の2でやめておきました。 恐いですから。
今日思いました。
やさしい介護士さんや看護婦さんて
笑って話しをしてくれるんです。
やっぱ、人間は笑顔が大事です。
歯が命です。
優しい男の介護士さんが
「 今日は何を食べているんですか?
いいですね 」
優しい看護婦さんが
「 今日は午前中沢山話しをしてくれたんですよ」
ブー垂れた看護婦さんは、お風呂介助で忙しそうでした。
心苦しい面会でした。
ジェンギンスは空中を見つめ、
起きても寝てました。
反応はあるんだけど、もうろうとしてました。
食欲も感じないみたいです。
寝てる時、全身がびくっ!!としたので、
「 川に落ちたのか? 川に落ちた? 」って聞いたら
返事をしなかった。
「 あぶないからね 」 って言っておいた。
ジェンの様子は短時間じゃ、判断付かないです。
あすは、きっと時間がなくて
だれも面会できません。
土日にゆっくりします。
もう、土日です。
容態の変化もなく
静かに毎日が過ぎます。
ふつう40だという肝臓血液検査の値が
連日1000づつ上昇し、
12月6日では4000でした。
いくつだと死ぬのでしょうか・・
たぶん4000は死んでいる数値では無いでしょうか。
癌では無かったのではないかと
思えるほどの落着いたジェンギンス。
頑張って!
気持ちよさそうに眠っていました。
起きても、目は空中を見つめたままです。
半分ねながらおやつをたべました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます