昨晩ジェンギンスは午前3時に寝たところが、間もなくトイレのため起きたリ寝たりで
日曜の朝は11時頃起床。
いつもの、トーストとココアで朝食。
多分パン1枚じゃ足りないのでおじやを作ってジェンギンスに与えたら、スーザンが
『 もう、お腹がいっぱいだからいらない、あげないで』
と、いつものように‘あげないで拒否’
太っているならあげないけれど、ガリガリに痩せてきているからスーザンに任せておいたら
餓死してしまうので、おじやをあげたら喜んで食べてくれました。
そのうち
スーザンから思いがけない言葉が・・・
『 おとうさんと代々木公園へ行って来るわ』
無無無、、、無理でしょう!
スーザンはジェンギンスが呆けている事を
理解していないのですが
まことに、どうなっているのか
理解不能です。
スーザン一人でバスに乗せて、
歩かせることは難しいですよ!
したがって、どうせわたしも原宿に行く用事があったので、一緒に行く事にしました。
家のそばのハチ公バスのバス停で待ちます。
ベンチに座っていた若者が席を譲ってくれました。
スーザンは
あれほど私が断ってはいけないと言っているのに
『 いいですよ』 とことわるから
『 座らせていただくのよ』と言い聞かせて座らせました。
若者の勇気ある親切をなぜいただかないか!!
バスに乗るときも、その若者より先に私たち4人が乗らせていただき、前後を挟んでジェンギンスをバスに乗せます。
すぐに、扉のそばの方が立って後ろの席に移動してくださいました。 赤ちゃんは母親の膝に抱かれ、席を空けて下さいました。
バスの運転手さんの五月女さんが・・なんて読む?・・・・
『 ご協力ありがとうございます 』ってみなさんに
言ってくださいました。
わたしも、『 ありがとうございます 』っていいました。
運転手さんがマイクでご乗車ありがとうございます、とか、御気をつけ下さい、などの言葉に
ジェンギンスは
『 はい 』 『 はいわかりました』 と返事をしていました。
降りるとき、まず、立たせる作業がありますが
付き添い3人でワイワイと騒々しくおります。
ドアに歩いて行くとき
ジェンギンスはそこに立っていた若い男の人の胸を壁だと思って手を置いて歩きました。
男の人でよかったです。
女の人だったらいくら爺さんでもセクハラです。
わたしが謝りましたが、その若い方は理解して下さいました。
皆様のご協力に感謝します。
ありがとうございました。
ハチ公バスは運転手さんも、乗客もみんな優しくなれるバスなのでたいへん乗りやすいです。
公園に着いて、
売店まで歩き、椅子に座りました。
ジェンギンスは座るっていう事が理解出来ないので
ジェンの立っているところに椅子を置いて座らせてから、テーブルをその位置にあわせてセットしました。
地球はジェンギンスを中心に回っています。
スーザンがお団子を買ってきて
みんなですこしずつ食べました。
そしたら
スーザンが
『さあ、帰る』っていうから、ビックリデス。
いま、来たばかりですよ。
いくらなだめても、帰るっていうから
公園を通りぬけて、始発のバス停まで歩きます。
公園道の両サイドでは 夢見る若者が
マイクで歌を歌っています。
なかには、お笑いコントもありました。
すこし立ち止まってみていましたが
何で君達のお笑いは面白くないかと
教えてあげたい気持ちになりました
さて、バス停に到着してジェンとスーザン2人を無事に乗せました。 これで、なんとか家のそばのバス停で無事降りてくれる事を願って
さよならしました。
わたしは、河合楽器にしばらくお邪魔してから
帰宅しました。
天気もよく、皆で代々木公園に来れたことは
家族としての大きな喜びです。
いつもいつも、皆で歩いていた家族なので
ずっとこの幸せを続けたいのが
われわれの心境です。
この、家族の幸せを断ち切って
施設に入れてしまうという不幸を
選択していいものでしょうか。。。
長年枕を並べて連れ添った夫婦を
私の手で引き裂いていいのでしょうか・・
家族と一緒にいることが一番の幸せであるジェンの
安らぎを、ぬぐい取っていいのでしょうか・・・
こんな事を考えて
施設行きをためらう私です。
残り少ない生きている日々を
安らぎの家ですごせない悲しみを
神はジェンにお与えになるのでしょうか
・・・・・
・・・・
・・
老健2箇所にメールで問い合わせて
まだ返事がこない。
この返事しだいで、いつもの三鷹の老健に相談し
長期の入所をお願いしたいと思い始めました。
代々木公園散歩。
スーザンとチョコパンに挟まれて横断歩道を渡ります。
顔は生き生きしていませんでした。
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